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指背腱膜および虫様筋、掌側骨間筋、背側骨間筋について(起始・停止・作用・支配神経)
指背腱膜 dorsal digital aponeurosis 総指伸筋の腱膜が指背で膜状に広がり,これに虫様筋の腱膜,骨間筋の腱膜が両側から合わさったもので,示指伸筋,小指伸筋の腱膜,短母指外転筋,母指内転筋,小指外転筋の腱の一部もこれに加わります. 腱膜は3束に... -
小指球の筋(短掌筋、小指外転筋、短小指屈筋、小指対立筋)について(起始・停止・作用・支配神経)
小指球の筋について 手掌の小指側の盛り上がりをつくる4筋(短掌筋、小指外転筋、短小指屈筋、小指対立筋). 全て尺骨神経支配. 1.短掌筋(動画リンク) palmaris brevis 小さな薄い皮筋. 起始 手掌中央の ・手掌腱膜の尺側縁 停止 小指球内側縁の皮膚... -
腹直筋、錐体筋、腹斜筋、腹横筋、腰方形筋について(起始・停止・作用・支配神経)
腹部の筋について ここでは、腹直筋鞘、白線、肋下神経、精巣挙筋、弓状線、腰背腱膜、腰腱膜の説明も含みます。 腹部の筋は、肋骨弓および第12肋骨下縁と骨盤上縁との間に張り,腹腔の前壁をつくる前腹筋,側壁をつくる側腹筋,後壁をつくる後腹筋からな... -
横隔膜diaphragmについて(起始・停止・作用・支配神経)
横隔膜の概要 胸腔内に盛り上がるドーム(円蓋)状の筋.腹腔と胸腔とを分ける. 腰椎部,肋骨部,胸骨部から起こり横隔膜中央の腱膜(腱中心)に停止する. (動画リンクあります。) 横隔膜 diaphragm(動画リンク) 胸郭下口の全周から起こり腱中心に付... -
肋間筋、肋下筋、胸横筋、肋骨挙筋について(起始・停止・作用・支配神経)
深胸筋 腹部の筋の中の、深胸筋に分類される筋群です。 浅胸筋よりも深層にあり,肋骨を動かし(胸式)呼吸に関与します.(動画リンクあります。) 1.外肋間筋(動画リンク) external intercostal muscle 肋間隙を満たす左右11対の筋で肋骨結節部から肋... -
肩甲挙筋、小菱形筋、大菱形筋について(起始・停止・作用・支配神経)
肩甲挙筋、小菱形筋、大菱形筋 僧帽筋(浅背筋の第1相)に被われ,肩甲骨の運動に関与する.(動画リンクあります。) 1. 肩甲挙筋 levator scapulae 上1/3は胸鎖乳突筋,下1/3は僧帽筋に被われる.触知は板状筋と中斜角筋の間の側方で可能. 起始 ・C1~... -
斜角筋群、頚長筋、頭長筋、前頭直筋、外側頭直筋について(起始・停止・作用・支配神経)
【斜角筋】 頸部の下外側の深層にあり頸椎の横突起から上位の肋骨に付き,頸部の側屈や吸息を補助する.(動画リンクあります。) 1.前斜角筋(動画リンク) scalenus anterior 頸部の下外側で僧帽筋上部線維の前,胸鎖乳突筋の後方にある. 起始 ... -
<解説>第50回理学療法士・作業療法士国家試験問題(50P33) アキレス腱周囲炎について
33 アキレス腱周囲炎について正しいのはどれか。 1.10~20代に多い。 2.踵補高の足底板を用いる。 3.Thompsonテスト陽性である。 4.疼痛は下腿の近位に発生することが多い。 5.過労性骨膜炎が原因となっていることが多い。 【解説】 アキレ... -
<解説>第50回理学療法士・作業療法士国家試験問題(50P34) 肘部管症候群
34 肘部管症候群を疑う所見はどれか。2つ選べ。 1.小指のしびれ 2.Froment徴候 3.Tear drop徴候 4.母指球の萎縮 5.正中神経伝導速度の低下 【解説】 肘部管は、上腕骨の内側上顆の後方にある尺骨神経溝に形成されます。肘部管症候群は、この... -
<解説>第50回理学療法士・作業療法士国家試験問題(50A33) 上腕骨骨折について
33 上腕骨骨折について正しいのはどれか。 1.顆上骨折は高齢者に多い。 2.近位部骨折は小児に多い 3.近位部骨折では外転位固定を行う。 4.骨幹部骨折では骨壊死が起こりやすい。 5.骨幹部骨折では橈骨神経麻痺が起こりやすい。 【解説】 上...