-
<解説>第50回理学療法士国家試験問題(50A25) アロディニア
25 視床出血の発症後2ヶ月で患側上肢にアロディニアを認める。発症要因はどれか。 1.中枢神経系の可塑的変化 2.上肢屈筋群の筋緊張の亢進 3.肩関節周囲筋への運動の過負荷 4.腱板部分断裂による炎症 5.肘関節の拘縮変形 【解説】 アロデ... -
<解説>第50回理学療法士国家試験問題(50A35) イールディング機構
35 大腿義足の膝継手におけるイールディング機構の機能で正しいのはどれか。 1.立脚相での膝折れの防止 2.立脚相での膝過伸展の防止 3.遊脚相での膝伸展の補助 4.遊脚相での膝屈曲の補助 5.遊脚相での膝過屈曲の防止 【解説】 大腿義足... -
<解説>第50回理学療法士国家試験問題(50A44) 6分間歩行テスト
44 6分間歩行テストで誤っているのはどれか。 1.テストは2回施行する。 2.被検者の横に並んで歩く。 3.自覚症状の変化を記録する。 4.被検者に残りの時間を伝える。 5.6分間の総歩行距離で評価する。 【解説】 6MWT(6分間歩行テスト... -
<解説>第50回理学療法士国家試験問題(50P15) 心電図
心電図の読み方についての問題です。 15.肢誘導における心電図を別に示す。正しいのはどれか。 1.心房細動 2.心房粗動 3.Ⅱ度房室ブロック 4.心室期外収縮 5.心室頻拍 【解説】 1.心房細動の特徴 P波が無く、f波と呼ばれる細かな基線のゆ... -
<解説>第50回理学療法士国家試験問題(50A13) 間欠性跛行と装具
13 60歳男性。両下肢のしびれと間欠性跛行とを認める。足背動脈の触知は可能で、体幹を前屈することによって歩行が容易となる。症状を改善するのに適している装具はどれか。 1.Boston型装具 2.Jewett型装具 3.Milwaukee型装具 4.Steindler型装... -
腰部椎間板ヘルニア好発部位でアキレス腱反射や膝蓋腱反射が亢進しない理由は?
➡筋紡錘についても解説しています!! 腱反射とは? そもそも腱反射が起こる理由の一つは、筋(骨格筋)が瞬時に引き伸ばされた時、筋の損傷を防ぐメカニズムが作動する防御システムと考えらえています。 筋は収縮することで、その力を発揮しますが、筋が... -
長腓骨筋、短腓骨筋について(起始・停止・作用・支配神経)
腓骨筋群の概要 腓骨の外側にあり主に足関節の「外がえし」に作用する. 前,後下腿筋間中隔で区分される. 全て浅腓骨神経支配. 浅腓骨神経支配の筋 腓骨筋(長腓骨筋、短腓骨筋)のみです。 足関節の内反捻挫では、前距腓靭帯等のサポートのために腓骨筋... -
下腿の伸筋群(前脛骨筋、長趾伸筋、第3腓骨筋、長母趾伸筋)について(起始・停止・作用・神経)
下腿の伸筋群について 前面(足部の背面)にある前脛骨筋、長趾伸筋、第3腓骨筋、長母趾伸筋で,主に足関節の背屈(伸展)に作用します。 全て深腓骨神経支配です。(動画リンクあります。) 深腓骨神経が障害されると、足関節の伸筋群が麻痺するため下垂... -
<解説>第50回理学療法士国家試験問題(50A18)フローボリューム曲線
18.62歳の男性。スパイログラムのフローボリューム曲線を図に示す。最も考えられるのはどれか。 1.肺癌 2.肺線維症 3.肺葉切除後 4.上気道狭窄 5.慢性閉塞性肺疾患 【解説】 ※縦軸は、気流量(呼出スピード) 慢性閉塞性肺疾患COP... -
<解説>第50回理学療法士国家試験問題(50A4)MMT
4.Danielsらの徒手筋力テストで右外腹斜筋と左内腹斜筋の検査を図に示す。右の肩甲骨下角を台から離すことができた。判断できる最も低い段階はどれか。 1.段階1 2.段階2 3.段階3 4.段階4 5.段階5 【解説】 右外腹斜筋と左内腹斜筋...