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<解説>第50回理学療法士国家試験問題(50A3)MMT
3.Danielsらの徒手筋力テスト(股関節伸展の検査)を図に示す。正しいのはどれか。2つ選べ。 1.図1の肢位で段階2の検査ができる。 2.図1は大殿筋のみを分離して伸展力を検査している。 3.図1は股関節屈曲拘縮がある場合のための変法で... -
<解説>第50回理学療法士国家試験問題(50A2)ROM測定
2.関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で誤っているのはどれか。 【解説】 1.〇(頸部伸展:後屈) 【基本軸】肩峰を通る床への垂直線 【移動軸】外耳孔と頭頂を結ぶ線 【注意点】頭部体幹の側面で行う。原... -
<解説>第50回理学療法士国家試験問題(50A1)ROM測定
1.関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。2つ選べ。 【解説】 1.○(股関節の屈曲)股関節の屈曲 背臥位、膝屈曲位で行うことが原則。基本軸は体幹と平行な線、移動軸は大腿骨(大... -
半棘筋、多裂筋、回旋筋、棘間筋について(起始・停止・作用・支配神経)
[3] 横突棘筋 Transversospinales 横突起から起こり上方の棘突起に付く筋の総称. 半棘筋,多裂筋,回旋筋がある. 半棘筋は5つ以上の椎骨,多裂筋は2~4つの椎骨,長回旋筋は1つ椎骨を飛び越えて棘突起に付く. 短回旋筋は直上の棘突起の基部に付く. ... -
脊柱起立筋(腸肋筋、最長筋、棘筋)について(起始・停止・作用・支配神経)
[2] 脊柱起立筋 Erector spinae 腸肋筋,最長筋,棘筋の総称で体幹を伸展(直立)させ姿勢保持に関わる. 腸肋筋は脊柱起立筋の最外側部. 最長筋は長い筋で腸肋筋と棘筋の間にある. 棘筋は脊柱起立筋の中で最内側にあり下位の棘突起から起こり数個上の棘... -
上後鋸筋、下後鋸筋、板状筋について(起始・停止・作用・支配神経)
深背筋は、背部の深層にあり第1層と第2層に分ける. 第1層は肋骨と椎骨(棘突起)を結び棘肋筋とも呼ばれます. 第2層は脊柱に関係があり固有背筋とも呼ばれ[1]板状筋,[2]脊柱起立筋,[3]横突棘筋,[4]棘間筋,[5]横突間筋,[6]後頭下筋群からなります. ... -
ハムストリングス(大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)について(起始・停止・作用・支配神経)
ハムストリングスの概要 大腿後面にあり膝関節の屈曲に作用. 大腿二頭筋(短頭)以外は坐骨結節から起こる二関節筋. 坐骨神経(脛骨神経部,腓骨神経部からなる)支配. ※大腿二頭筋,半腱様筋,半膜様筋をハムストリング(ス)(hamstring(s) = hamstr... -
梨状筋、上双子筋、下双子筋、内閉鎖筋、大腿方形筋、外閉鎖筋について(起始・停止・作用・支配神経)
股関節外旋筋群の概要 殿筋群に被われて深層にあり股関節の外旋に作用する. 全て仙骨神経叢から支配される.(動画リンクあります。) 股関節外旋筋群のまとめ 1.梨状筋 piriformis 停止部近くでは上双子筋,内閉鎖筋,下双子筋,中殿筋としばしば癒合... -
大殿筋、中殿筋、小殿筋、大腿筋膜張筋、腸脛靭帯について(起始・停止・作用・支配神経)
臨床上では、痛みを多く発生する筋がこれらの殿部の筋群です! また、これらの筋の筋力低下は、股関節周辺の安定性が損なわれ、 スポーツパフォーマンスの低下につながります。 解剖学的にも非常に面白い構造をしています! 殿筋群について 大殿筋... -
腸腰筋(腸骨筋、大腰筋、小腰筋)および大腿神経、内転筋管について
腸腰筋iliopsoasについてのまとめ 腸腰筋は、腸骨窩(骨盤)内にあり主に股関節の屈曲に作用します. (小腰筋,)大腰筋,腸骨筋の総称. 股関節の主な屈筋で大腰筋と腸骨筋の筋腹は筋裂孔※を通る. 大腿骨頭を前面から被い股関節を安定性させ大腿骨の小...