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<解説>第50回理学療法士・作業療法士国家試験問題(共通問題50P71) 肩甲骨の上方回旋に作用する筋
71 肩甲骨の上方回旋に働く筋はどれか。 1.前鋸筋 2.小胸筋 3.広背筋 4.大菱形筋 5.肩甲挙筋 【解説】 肩甲骨の上方回旋に作用する筋 前鋸筋+僧帽筋(上部線維)+僧帽筋(下部線維)です。これらの3つの筋線維が協同して働き肩甲骨の上方... -
<解説>第50回理学療法士・作業療法士国家試験問題(共通問題50P51) 骨について
51 骨について正しいのはどれか。 1.皮質骨は骨梁から形成される。 2.皮質骨はコラーゲンを含まない。 3.海綿骨にはハバース管が存在する。 4.海綿骨の表面は骨膜で覆われている。 5.骨端と骨幹端の間に成長軟骨板がある。 【解説】 通常、... -
腱および筋の補助装置(皮下筋膜、筋間中隔、筋支帯、筋滑車、滑液包、腱鞘)について
腱 Tendon 筋が骨に付着する部分で、強い結合組織線維束となっている部分.殆どの筋は、このような構造となっている。 骨膜の結合組織と強く癒合し一部はシャーピー線維となって骨皮質に入り込んでいる. 腱には腱膜,腱弓,中間腱,腱画などがあり血管密... -
骨、骨膜、軟骨、骨質、骨髄について
骨の構造、組成について、まとめています。 骨 Bone 結合組織の一つで骨の細胞と骨基質bone matrixからなる. 成人における骨の数 成人では頭蓋骨23,頸椎7,胸椎12,腰椎5,仙骨1,尾骨1,肋骨24,胸骨1,上肢骨64,下肢骨62の計200(耳小骨を加え... -
脛骨と腓骨の連結(関節)について
下腿の骨である脛骨と腓骨の間の連結(関節)についての説明です。 脛骨と腓骨の連結は、 近位は1.脛腓関節(滑膜性関節の平面関節),遠位は脛腓靱帯結合で連結. 脛骨と腓骨の間は下腿骨間膜が張る. 1.脛腓関節 Tibiofibular joint 下腿近位で脛骨... -
滑膜性の関節とは?
関節は、線維性の関節(連結)、軟骨制の関節(連結)、滑膜性の関節の3つに大きく分類されます。 肘関節や膝関節といった一般的な関節は、滑膜性の関節です。 A.線維性の連結 Fibrous joint 骨と骨が強い線維性の結合組織で連結される... -
橈骨と尺骨の連結(関節、靱帯)
橈骨と尺骨の連結 上橈尺関節、下橈尺関節、およびその間にある前腕骨間膜からなる。 上橈尺関節(近位橈尺関節) Proximal radioulnar joint (=Superior radioulnar joint) 方形靱帯 quadrate ligament 橈骨輪状靱帯 anular ligament of radius... -
anatomy of elbow joint 肘関節について(関節、靱帯)
肘関節 Elbow joint 腕尺関節,腕橈関節,上橈尺関節(近位橈尺関節)が共通(一つ)の関節包に包まれる複関節compound jointです。 腕尺関節 humeroulnar joint 上腕骨滑車trochlea of humerusと尺骨上端の滑車切痕trochlear notchとのラセン関節... -
<解説>第50回理学療法士・作業療法士国家試験問題(共通問題50P55) 下肢筋の付着部
55 筋と付着部の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。 1.恥骨筋・・・大腿骨頸部 2.縫工筋・・・下前腸骨棘 3.短内転筋・・・恥骨上枝 4.長内転筋・・・恥骨結節 5.大腿二頭筋・・・腓骨頭 【解説】 恥骨筋は、恥骨櫛(恥骨上枝にある)から... -
<解説>第50回理学療法士・作業療法士国家試験問題(共通問題50P54)肩関節の筋、(共通問題50P57)深腓骨神経支配の筋
54 筋と支配神経の組合せで正しいのはどれか。 1.小円筋・・・腋窩神経 2.棘上筋・・・肩甲下神経 3.三角筋・・・肩甲上神経 4.大円筋・・・肩甲上神経 5.肩甲下筋・・・腋窩神経 【解説】 上肢帯の筋に関する設問です。上肢帯(肩甲骨と鎖骨...