解剖学– category –
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肋椎関節Costovertebral joints(肋骨頭関節、肋横突関節)について
肋骨と胸椎の椎体との肋骨頭関節,肋骨と胸椎の横突起との肋横突関節からなる. 各肋骨の運動軸はこの2つの関節を通り上位肋骨では前額面,下位肋骨では矢状面に近い. そのため,呼吸の際に上位肋骨は前後方向,下位肋骨は横方向へ大きく動く. 呼吸の際... -
長腓骨筋、短腓骨筋について(起始・停止・作用・支配神経)
腓骨筋群の概要 腓骨の外側にあり主に足関節の「外がえし」に作用する. 前,後下腿筋間中隔で区分される. 全て浅腓骨神経支配. 浅腓骨神経支配の筋 腓骨筋(長腓骨筋、短腓骨筋)のみです。 足関節の内反捻挫では、前距腓靭帯等のサポートのために腓骨筋... -
下腿の伸筋群(前脛骨筋、長趾伸筋、第3腓骨筋、長母趾伸筋)について(起始・停止・作用・神経)
下腿の伸筋群について 前面(足部の背面)にある前脛骨筋、長趾伸筋、第3腓骨筋、長母趾伸筋で,主に足関節の背屈(伸展)に作用します。 全て深腓骨神経支配です。(動画リンクあります。) 深腓骨神経が障害されると、足関節の伸筋群が麻痺するため下垂... -
半棘筋、多裂筋、回旋筋、棘間筋について(起始・停止・作用・支配神経)
[3] 横突棘筋 Transversospinales 横突起から起こり上方の棘突起に付く筋の総称. 半棘筋,多裂筋,回旋筋がある. 半棘筋は5つ以上の椎骨,多裂筋は2~4つの椎骨,長回旋筋は1つ椎骨を飛び越えて棘突起に付く. 短回旋筋は直上の棘突起の基部に付く. ... -
脊柱起立筋(腸肋筋、最長筋、棘筋)について(起始・停止・作用・支配神経)
[2] 脊柱起立筋 Erector spinae 腸肋筋,最長筋,棘筋の総称で体幹を伸展(直立)させ姿勢保持に関わる. 腸肋筋は脊柱起立筋の最外側部. 最長筋は長い筋で腸肋筋と棘筋の間にある. 棘筋は脊柱起立筋の中で最内側にあり下位の棘突起から起こり数個上の棘... -
上後鋸筋、下後鋸筋、板状筋について(起始・停止・作用・支配神経)
深背筋は、背部の深層にあり第1層と第2層に分ける. 第1層は肋骨と椎骨(棘突起)を結び棘肋筋とも呼ばれます. 第2層は脊柱に関係があり固有背筋とも呼ばれ[1]板状筋,[2]脊柱起立筋,[3]横突棘筋,[4]棘間筋,[5]横突間筋,[6]後頭下筋群からなります. ... -
ハムストリングス(大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)について(起始・停止・作用・支配神経)
ハムストリングスの概要 大腿後面にあり膝関節の屈曲に作用. 大腿二頭筋(短頭)以外は坐骨結節から起こる二関節筋. 坐骨神経(脛骨神経部,腓骨神経部からなる)支配. ※大腿二頭筋,半腱様筋,半膜様筋をハムストリング(ス)(hamstring(s) = hamstr... -
梨状筋、上双子筋、下双子筋、内閉鎖筋、大腿方形筋、外閉鎖筋について(起始・停止・作用・支配神経)
股関節外旋筋群の概要 殿筋群に被われて深層にあり股関節の外旋に作用する. 全て仙骨神経叢から支配される.(動画リンクあります。) 股関節外旋筋群のまとめ 1.梨状筋 piriformis 停止部近くでは上双子筋,内閉鎖筋,下双子筋,中殿筋としばしば癒合... -
大殿筋、中殿筋、小殿筋、大腿筋膜張筋、腸脛靭帯について(起始・停止・作用・支配神経)
臨床上では、痛みを多く発生する筋がこれらの殿部の筋群です! また、これらの筋の筋力低下は、股関節周辺の安定性が損なわれ、 スポーツパフォーマンスの低下につながります。 解剖学的にも非常に面白い構造をしています! 殿筋群について 大殿筋... -
腸腰筋(腸骨筋、大腰筋、小腰筋)および大腿神経、内転筋管について
腸腰筋iliopsoasについてのまとめ 腸腰筋は、腸骨窩(骨盤)内にあり主に股関節の屈曲に作用します. (小腰筋,)大腰筋,腸骨筋の総称. 股関節の主な屈筋で大腰筋と腸骨筋の筋腹は筋裂孔※を通る. 大腿骨頭を前面から被い股関節を安定性させ大腿骨の小...