-
anatomy of Coccyx 尾骨の解剖(用語、名称、写真、尾骨に付く筋)
尾骨(びこつ) Coccyx 仙骨から尾側方向に続く3~5個の尾椎(胎児期に9つまで認める)が25~30歳頃に癒合した不規則骨. 仙骨の仙骨角と仙尾関節で連結し脊柱の最下部をつくる. 外側後面には大殿筋(下殿神経)の一部,外側前面には尾骨筋(仙骨神... -
anatomy of Sacrum 仙骨の解剖(用語、名称、写真、仙骨に付く筋)
仙骨(せんこつ) Sacrum 5個の仙椎が16歳頃から癒合し始め26歳頃に1個の仙骨となります。 全体にやや後彎,逆三角形で前後径は上方で厚く下方で薄い不規則骨。 上方は腰椎,下方は尾骨,側方は寛骨と連結し脊柱や骨盤の一部となります。 後方にある... -
antatomy of Lumbar vertebrae(Lumbar spine) 腰椎の解剖(用語、名称、写真、腰椎に付く筋)
腰椎(ようつい) Lumbar vertebrae;Lumbar spine;L 腰部にある5つの椎骨(L1~5)で前彎を呈す. 横突起はないが,乳頭突起,副突起,肋骨突起(時に「横突起」と記載)がある.椎体は脊椎の中で最大である. 腰椎の椎体 体重の負荷が大き... -
anatomy of Thoracic vertebrae(Thoracic spine)胸椎の解剖(用語、名称、写真、胸椎に付く筋)
胸椎は、胸部にある12個の椎骨(T1~12)で全体的に後彎しています。 胸椎は、胸骨,肋骨とともに胸郭(きょうかく)を形成します。 また、胸椎の椎体と横突起には、他の椎骨には見られない 肋骨との連結部位(肋骨窩)があります。 胸椎は、通常、上位胸... -
anatomy of Vertebra prominens 隆椎(第7頸椎)の解剖(用語、名称、写真)
隆椎(りゅうつい)(第七頸椎) Vertebra prominens;C7 頸椎の最下端部. 特徴的な長い棘突起は項靱帯と棘上靱帯の移行部となる. 棘突起は頸部側屈の関節可動域(ROM)測定の際の基準となる. ①棘突起spinous process ②横突起transverse proce... -
anatomy of Axis(Epistropheus)軸椎(第2頸椎)の解剖(用語、名称、写真)
軸椎(じくつい)(第二頸椎) Axis(Epistropheus);C2 環椎(第1頸椎)の下にある椎骨. 環椎の椎体となる部分が第2頸椎の椎体と癒合した歯突起が特徴で、椎体の上に突出して環椎との重要な連結部となる. 軸椎の歯突起を中心に環椎とその上に乗る... -
anatomy of Atlas 環椎(第一頸椎)の解剖(用語、名称、写真)
環椎(かんつい)(第一頸椎) Atlas;C1 頸椎最上部にあり前弓(ぜんきゅう),後弓(こうきゅう),外側塊(がいそくかい)に区分する. 椎体がなく他の椎骨とは異なる点が多い. ギリシャの神Atlasが地球を支える姿を環椎が頭部を支える構造になぞらえて... -
頸椎に付く筋とその付着部について(まとめ)
頸椎に付く筋 頸椎に付く筋 頸椎の付着部 小後頭直筋 C1後結節 上頭斜筋 C1横突起前部 下頭斜筋 C1横突起後部 前頭直筋 C1外側塊(,横突起)の前方 外側頭直筋 C1(外側槐,)横突起の前方 大後頭直筋 C2棘突起 頸板状筋 C1,2,3横突起後方(C3の後結節... -
anatomy of Cervical vertebrae(Cervical spine)頸椎の解剖(用語、名称、写真)
頸部にある7つの椎骨(C1~7)のことで、側方から見ると 前彎(前方へ凸の弯曲)しています。 第1頸椎は環椎(かんつい),第2頸椎は軸椎(じくつい), 第7頸椎は隆椎(りゅうつい)と呼ばれ,他の頸椎とは 異なり、特徴的な形状をしています。 頸椎(け... -
椎骨の基本構造について(解剖学anatomy)
椎骨(ついこつ)の基本構造 基本的に椎体,椎弓,棘突起,横突起,上関節突起,下関節突起からなる. 椎体(ついたい) 椎骨の前方を占める円柱状の部分で主要な体重支持部. 頸椎<胸椎<腰椎の順に大きい. C2~L5にあり,筋や靱帯が付く. ...