頻出問題です!
目次
コーレス骨折で障害されやすい神経は?
【解説】
正中神経麻痺です!
手根管症候群との関連もあるため、正中神経の低位麻痺が生じます。
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コーレス骨折で筋力低下はどの筋に起こるか?
【解説】
正中神経低位麻痺では、手根管部より末梢で正中神経の枝に支配されている筋の筋力低下が生じます。
そのため、正中神経支配であっても、浅指屈筋や長掌筋などは麻痺肢ません(引っかからないようにしましょう!)
筋力低下する筋としては、
母指対立筋、短母指外転筋、短母指屈筋の浅頭、虫様筋の第1、第2です。
これ以外は、正中神経低位麻痺では筋力低下を起こしません!
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■特発性骨壊死の起こりやすい部位はどこか?
【解説】
これは、危険因子としてステロイド薬やアルコールの多飲(飲酒)との関連が指摘されています。
特発性大腿骨顆部骨壊死・・・大腿骨顆部の内側
50台、60台の女性に多くみれれる膝の疾患です。発症時は膝の激痛を伴うことが多いです。
上記の2つの疾患は、レントゲン写真も必ず確認しておきましょう!
■徒手筋力テストの図をみて、次の設問の答えは?
1.何筋のテストをしているか?
2.この筋の支配神経は?
3.段階は?
4.代償する筋にはどのようなものがあるか?
【解説】
1.縫工筋のテストです。腸腰筋と間違わないようにしましょう!
縫工筋のテストでは、検査する側の下肢の踵を反対側のすねに沿って動かして行きます。この時、股関節は屈曲、外転、外旋位となっています。
2.縫工筋の支配神経は、大腿神経です!
3.段階1、または段階0の検査です。
4.股関節を屈曲させる筋、すなわち腸腰筋や大腿直筋などが代表的な筋です。