FIMの評価(認知項目) ⑱社会的認知(記憶memory)の採点についてのまとめです。
認知項目 ⑱社会的認知(記憶) 採点基準
・日常行うことを覚えている、よく出会う人が分かる、他者の依頼を実行する。の3要素で評価する。 ・記憶評価の範囲は、日常の内容に限定される。 ・日常の内容とは、食事の場所や時間、新聞の届く時間など。 |
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点数 | 介助者 | 介助(手出し) | 介助の量 |
7 | 不要 | 不要 | 自立
(監視や助言を必要とせしない。) |
6 | ・わずかな困難や、独自のものや周囲のものからの手がかりを使う場合。
・メモリーノートなどの物品を使って記憶(自立)している場合。 |
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5 | 必要 | 必要 | 90%より多くできている
・緊張する状況や不慣れな状況でのみ監視、指示、促しが必要であるが、それが10%未満の場合。 ・メモリーノートなどの物品を使っているが、他人から使うことを思い出させてもらう必要がある。 |
4 | 75%以上、90%以下ができている
・よく出会う人を認識し、日課を思い出せるが、他者からの指示に従えるのは1段階までである場合。 |
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3 | 50%以上、75%未満ができている
・日常行うことを覚えている、よく出会う人が分かる、他者の依頼を実行する。の3要素の内、2要素ができていれば67%で3点となる。 |
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2 | 25%以上、50%未満ができている
・日常行うことを覚えている、よく出会う人が分かる、他者の依頼を実行する。の3要素の内、1要素ができていれば33%で2点となる。 |
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1 | 25%未満ができている |