看護学生や医学部の学生にとって
初めて勉強する解剖生理学の授業ほと
ハードルの高いものはないかもしれません。
先生が授業で話している内容が
チンプンカンプンで、教科書の
どこのことを説明しているのかも
分からなくなるという人もいます。
今回は、解剖生理学をどのように学んで
行けば良いのか?
生理学の教科書の活用方法や
ノートの作り方はどうすれば良いのか?
試験対策などについてもご紹介します。
解剖学の勉強法についても
書いて言いますので参考にしてください。
解剖生理学とは?
解剖学と生理学を一緒にして
解剖生理学として授業にをされている
学校もあるようですが、
解剖学は、骨や筋、神経、臓器などの
形や位置について学んでいく教科。
一方、生理学は、解剖学で学んだ
骨や筋、神経、臓器などが
どのように機能しているのかを
学ぶ教科です。
そのため、生理学を学ぶ上で
解剖学の理解も非常に重要という
ことになります。
ですので、
それなら解剖学と生理学を一緒にして
学生に理解しやすいようにしようと
したのが「解剖生理学」という教科に
なります。
ところが、この解剖生理学の範囲は
意外に広いです~!
それもそのはず、全身に関係すること
ですので、やみくもにやっていたのでは
その範囲の広さに圧倒されて
しまうかもしれません。
ところが、勉強法のコツさえつかめば
こんなに面白い教科はないんです!
効率のよい生理学の勉強法
効率のよい生理学の勉強法については
誰もが知りたい内容だと思います。
医学部や看護学校などで授業を
受けている学生の方がどのように
生理学を学んだら効率良くできるのか
についてご紹介します。
まずは、教科書について・・・
生理学の教科書の活用方法について
生理学の教科書は、できれば2種類
あったほうが良いです。
一つは、比較的簡単に全体が読める本。
例えば、下の教科書は生理学を
勉強する上では、オススメの本です。
比較的簡単に書いてありますし
全体を把握するのには良い本だと思います。
もっとコンパクトに書かれた本も
ありますが、この本ぐらいが
ちょうど中間に位置するので
オススメです。
もう一つの教科書は、詳しく書かれた本です。
簡単に書かれた本を読んでいて
もっと調べたいときに見る辞書みたいな
役目をする教科書です。
例えば、以下に上げる教科書などです。
これらの本も、非常に重要です。
最終的には、詳しく書かれた本を
読むのが一番わかり易いです。
ただ、最初からこんな本で勉強すると
息切れを起こしそうなので・・
苦手な方は、とっつきやすい
簡単な教科書と詳しい教科書を使い分けると
良いと思います。
※詳しく書かれた本の代わりに
ネットを活用しても良いと思います。
その方が効率的には
ベストかもしれません(^_^;)
効率のよい勉強法<具体的な方法>
さて、ここからですが・・
効率の良い勉強法について・・!
結局は、理解することが必要です。
<1>教科書の活用と用語の理解!
二種類の教科書を活用することを
ご紹介しましたが、まず活用する本は
やさしくまとめられた教科書です。
このような教科書を読んでいきますが・・
読み方にコツがあります。
普通に読んで行くと、チンプンカンプンに
なると思います。
何となく書いてあることは、読めるけど
意味が分からない!
こんなことになってしまいます。
では、どうすのか・・!
徹底的に調べながら読むことです!
ここが、重要です。
教科書に書かれてある用語で
分からないものを、そのままにせずに
分からない用語をさらに調べるのです!
そうすると、教科書に書かれてある
内容がホントに分るようになります。
当たり前の話ですが、
これが、生理学を理解する上で非常に
重要な点です。
生理学を理解して、楽しんでいる人は
もれなく、このようなことをしています。
そうしないと、分からないからです。
具体的例を示すと・・
・・・細胞は、個々特殊な
機能を果たすために
分化している・・・
このような文章が書かれてあるとします。
すると、この中で使われている
「分化」という言葉。
これについては、調べる必要があります。
そして、この「分化」について
詳しく書かれた本やネットで調べると
意味が分かります。
そうやって、一つ一つを積み重ねて
理解すると非常にわかりやすくなります。
逆に、そのままにしておくと、
やっぱり何の話が書いてあるのかが
ぼやけてしまい、わかりにくくなって
しまいます。
このようにして簡単に書かれた本を
読み進めていると、
ある時、理解するスピードが
急激に高まり、人の身体の仕組みの
謎が解けていきます。
<2>効率のよい生理学のノートの作り方
簡単に書かれた教科書について
まとめることになります。
生理学は、機能(ファンクション)を
理解する必要があります。
そのためのノート作りが必要です。
具体的には、
教科書の目次を活用します。
教科書の目次は、最重要ポイントが
理路整然と並んで書かれてあります。
この目次を活用します。
目次を見て、その内容が説明できる
ようなノート作りを行います。
順序立てて説明してありますので
マインドマップを作るようにして
整理するのも良いと思います。
自分が後で読み返して
理解できれるようなノートを作ります。
もちろん、教科書と併用で構いません。
作成するのに時間が
かかりすぎないようにする必要が
ありますので、教科書をみれば
分るようなことは省いて良いです。
要するに、ノートを見ると
教科書を思い出せるようなまとめ方
になればベストです!
ノートを試験対策に活用!
理解したことを、問題形式にした
ノートを作っておくのも良い方法です。
答えは、教科書に書かれれありますので
そのようなノートの作り方をすると
教科書の理解も深まります。
生理学のオススメの教科書
他にも理解しやすい教科書はたくさん
ありますので、自分にあった
読みやすい本を選んでください。
それでは、健闘を祈ります!
【追加情報】もう一つ別の面からの学習方法!(おすすめ)
大事なことを書き忘れていました~!
生理学の効率的な勉強法について
裏技があります。
もともと、生理学は正常な身体の反応を
勉強するものですが・・・
もうお気づきだと思いますが、
そうです・・
正常を理解するためには、病気になる
メカニズムを理解すれば手っ取り早いと
いうことです。
内科学がおすすめです。
内科学や病態生理学の教科書を使って
パートパートに絞って勉強すると
非常に分かりやすいです。
病気になるメカニズムが書いてあると
いうことは、正常のメカニズムから
スタートしますので・・・
ですので、内科学と生理学を同時並行で
勉強することをお勧めします!
大変だとは思いますが、
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