2020年全米オープンテニスで、優勝候補のノバク・ジョコビッチがまさかの反則負けとなりました。
理由は、危険行為を行ったためということですが、ジョコビッチ自身もわざとでは無いと主張しており、後味の悪い結果となりました。
まさかの反則負けで、ショックを受けているテニスファンも多いと思いますが、ここでテニスのルールで失格となる場合について調べてみました。
テニスで失格となる主な理由(ルール)
日本テニス協会のルールを参考に、まとめると・・
審判に許可無くコートを離れた場合
・・・ベストをつくしていないと判断されたプレーヤーは、失格になることがある。
正当な理由なしに進行中の試合を途中で止めた場合、遅延させた場合。
不当にゲームを遅らせるのは禁止されています。次のゲームの第1サービスを打つまでの時間は最長90秒ですので、それ以上時間がかかると失格となる可能性があります。
会場の設備を故意に損傷させた場合。
プレーヤーは、試合コート上で、怒りをこめて、ボールをコートの外へ打ち出したり、地面に激しく叩きつけたり、危険な方向ヘボールを打ったり、蹴ったり、投げたりしてはいけない。
おそらく、ジョコビッチがひっかかったのはこれ↑のようです。
・・危険な方向へボールを打つ・・
これは、すなわち線審がいる方向へ打ってしまったことによります!
その他の失格となるルール
モラル的なものも失格となる可能性があります。
相手の選手、審判に対して直接触れて身体に危害を加えるような行為をした場合・・
放送禁止用語にあたるような、卑猥な言葉を聞こえるように言う・・
卑猥なしぐさもだめです。
概ね上記の様なことが含まれますが、スポーツマンシップに反するような行為は禁止されています。
ジョコビッチが謝罪した理由
上の動画を見ると分かりますが、故意にではないと思います。
ただ、線審がいる方向へ打ってしまったことは事実ですので・・
そのこと自体は、危険行為とみなされる行為です。
実際、線審の喉にボールが当たってしまっています。
ちょっとした油断が、百戦錬磨のジョコビッチにしても有ったのかもしれません。
ほんとに、ジョコビッチにしては珍しい出来事です。
【全米オープン】ジョコビッチが危険行為で失格、弁明認められずhttps://t.co/y7hEAyc7eB
背後の壁に向けて打ったボールが線審の喉元を直撃。線審は一時呼吸が苦しくなり、動けない状態となった。 pic.twitter.com/iNGhGobH6s
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 6, 2020
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