線虫がん検査が2020年1月から本格的に実用化になります。
いよいよ、画期的な「がん検査」が開始されますね。
初年度の検査可能数(解析可能な数)は、25万人分
とのことで、すでに約10万人分の検査予定が組み込まれています。
まだまだ、一般の方への認知度は低いですが、
今後、注目される検査だということは間違いないと思います。
線虫がん検査で分かるがんの種類
2019年8月現在において、線虫がんが反応する「がんの種類」は15種類が確認されています。
今後は、他のがんについても研究が進められていますので、
近い将来、ほぼ全てのがんについて検査できるように
なるかもしれません。
すでに、下記に示す15種類のがんに反応すると
いうことは、他のがんについても反応する可能性が
十分考えられますので・・。
5大がん
・・「胃がん」、「大腸がん」、「肺がん」、「乳がん」、「子宮がん」
その他のがん
「膵臓がん」、「肝臓がん」、「前立腺がん」、「食道がん」、「胆嚢がん」、「胆管がん」、「腎がん」、「膀胱がん」、「卵巣がん」、「口腔・咽頭がん」
部位別のがん罹患数(2014年データ)
部位別のがん罹患数を示します。
がん罹患数:新たにがんと診断された方の数値です。
男性(2014年データ)
2014年の国立がん研究センターによるデータによると・・

となっています。
| 部位 | 人数 | 
| 食道がん | 19,067 | 
| 胃がん | 86,656 | 
| 大腸がん | 76,718 | 
| 肝臓がん | 27,315 | 
| 胆のう・胆管がん | 11,641 | 
| 膵臓がん | 18,745 | 
| 肺がん | 76,879 | 
| 前立腺がん | 73,764 | 
| 甲状腺がん | 3,788 | 
| 悪性リンパ腫 | 15,733 | 
| 白血病 | 7,227 | 
| その他のがん (口腔咽頭、喉頭、皮膚、膀胱、腎臓、脳・中枢神経系、多発性骨髄腫) | 83,994 | 
女性(2014年データ)

となっています。
| 部位 | 人数 | 
| 食道がん | 3,643 | 
| 胃がん | 39,493 | 
| 大腸がん | 57,735 | 
| 肝臓がん | 13,512 | 
| 胆のう・胆管がん | 10,699 | 
| 膵臓がん | 17,411 | 
| 肺がん | 35,739 | 
| 乳房がん | 76,257 | 
| 子宮がん | 24,944 | 
| 卵巣がん | 10,011 | 
| 甲状腺がん | 10,564 | 
| 悪性リンパ腫 | 13,635 | 
| 白血病 | 4,967 | 
| その他のがん (口腔咽頭、喉頭、皮膚、膀胱、腎臓、脳・中枢神経系、多発性骨髄腫) | 47,271 | 
線虫がん検査で分かる「がんのステージ」と驚くべき感度!
ステージ
ステージ0,ステージ1といった早期がんの検知が可能です。
感度
驚くべき感度を示すデータがあります。
なんと、あの腫瘍マーカー検査と比較したデータです。
結論的に申しますと、早期がんの発見だけにとどまらず
検診によるがんの発見率を示す感度は、線虫がんの圧勝です!
N-NOSEに示してある線虫がん検査の感度は、
ステージ0・・100%
ステージ1・・89.9%
ステージ2・・100%
ステージ3・・100%
ステージ4・・100%
平均・・95.8%
腫瘍マーカー検査の平均値は、16.7%から25%
ですので、もはや圧勝と言わざるを得ません。
さらに、「がんではない」と判定する感度についても
素晴らしく、なんと約90%との驚異的な感度です!
線虫がん検査費用
HIROTSUバイオサイエンスにおける検査費用は、1回9,800円です。(2019年12月調査)
線虫がん検査に要する時間
解析から検査結果の報告に要する時間は、1週間から1ヶ月とのことです。(2019年12月調査)
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