SPO2低下の原因は?心不全や呼吸不全で低下する理由はなぜ?

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血液中の酸素の量は、重要であることは
言うまでもありませんが、その量を把握する方法
にはいつくかあります。

直接把握する方法や、間接的に把握する方法。

血液中の酸素量を間接的に把握するには
パルスオキシメーターを使うことで可能となります。

数秒で大まかな測定値が計測できます。
肺炎などの呼吸器疾患で、酸素摂取が必要な
方の場合は必須アイテムとなっています。

  • SpO2が低下する原因
  • パルスオキシメーター

について書いています。

目次

SpO2とは?

Satulation(飽和度)

percutaneous(経皮的)

O2:Oxygen(酸素)のことです!

※ p:pulse(脈拍)として説明してある文献もあります。

経皮的動脈血酸素飽和度とは?

経皮的動脈血酸素飽和度のことで、
動脈血中に含まれる赤血球に含まれる
ヘモグロビンの割合
を意味します。

ここで注意しないといけないのは、

SpO2酸素の量ではなく、ヘモグロビンに
結合している酸素の割合
であるということです。

動脈血と静脈血について

血液には動脈血と静脈血がありますが、
動脈血は肺で酸素を多く含んだ血液のことです。

 

ちなみに血管には、動脈と静脈があり、
動脈に必ず動脈血が流れているとは限りません。

 

動脈は、心臓から出る血管を意味します。
当然、肺に向かう血管も動脈です(肺動脈といいます)。

 

肺動脈には、全身でガス交換して酸素が
少なくなった血液が流れていますので、
その中には、静脈血が流れていることになります!

 

肺でガス交換して酸素が多く含まれた血液は、
最初に肺静脈となって心臓の左心室に帰ってきます!

そこから、全身の組織に酸素を多く含んだ動脈血
送り出されます!!

組織でガス交換した血液は、静脈の中を流れて
静脈血として戻ってきます。

 

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パルスオキシメータの正常値

SpO2を測定する機器をパルスオキシメータと
言いますが、計測値が90%未満になると、
点滅や表示色などによって
低下を知らせて
くれるようになっています。

最高100%あるいは99%までが表示
されるようになっています。

大まかな正常値は?

正常値
・・96~99%(安静時)

90~95%
・・低下(呼吸不全などの疑い)

~89%
・・重度の低下(在宅酸素などが必要)

 

パルスオキシメータの測定部位

手指・・通常の測定部位、脈波が検出し易い指を選んで測定

足趾・・手指より動脈血酸素の変化が1分ほど遅れるが測定可能

耳たぶ・・脈波が弱いが、末梢循環障害があって手指や足趾で測定できない場合は有効な場合がある。

手の甲・足背・・主に乳幼児

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SpO2が低下する原因は?

色んな要因で低下します!

測定部位の問題

パルスオキシメータでは、光の通過によって測定しています!

そのため、マニュキュアなどが塗ってあったり、爪白癬症があると正常に測定できない場合があります!

 

疾患による場合

呼吸器疾患、心疾患など

具体的には

肺炎、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺水腫、心不全など

 

呼吸不全ではどうなるか?

呼吸不全は、動脈血の中の酸素分圧が
60torr未満(正常値は80~100torr)
になる
呼吸器系の機能不全です!

また、二酸化炭素分圧(基準値は40torr)が
45torr未満のⅠ型呼吸不全45torr以上
となるⅡ型呼吸不全
があります!

このように、呼吸器疾患などでガス交換の障害が生じると低下します!

心不全ではどうなるか?

心不全には、左心不全と右心不全がありますが
結局のところ、肺に鬱血が生じたりして、
最終的には、肺の機能不全の原因となります!

右心不全の場合

右心不全では、右心室から肺への血流が
滞ってしまいます。
そうなると、左心室から押し出した血液が
戻ってこれなくなってしまします!

戻れなくなると、末梢血管から水分が細胞(間質)へ
染み出し浮腫が生じることになります!

左心不全の場合

左心不全になった場合も同様で、
今度は、左心室から送り出す能力が低下
していますので、肺から左心室へ戻ってくる
血流が阻害されてしまいます!

そうなると、肺から出れなくなった血液の水分が、
肺で鬱血
してしまいます!

また、心臓性の浮腫は肺でも生じます(肺水腫)ので、なおさらです!

 

浮腫の原因については、以下も参考にしてください↓↓↓

あわせて読みたい
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治療上の注意点は?

SpO2が低下しているからといって、
酸素を補給すればよいかというと
そう簡単なものではありません。

色んなケースが考えられますので
最終的には医師の判断を仰ぐべきです。

 

例えば、COナルコーシスの場合です。

COPDなどで、慢性的に血液中に二酸化炭素分圧が
高くなっている人の場合は、呼吸調節を行う
メカニズムが通常の人と異なっています。

 

通常は、二酸化炭素が溜まったら
それを二酸化炭素チャネルで感知して、
呼吸を促進させ、体外に二酸化炭素を排出する
ようなメカニズムになっていますが、

 

このような人は、二酸化炭素チャネルが
機能せず、酸素分圧(酸素チャネル)によって
呼吸調節がなされています。

低酸素になると呼吸を早めるようなメカニズムです。

 

このような方に大量の酸素が使われると、
呼吸数は低下してしまい、結果として
体内の二酸化炭素が増大することになります。

 

そうなると、体内のpHが酸性に傾きますので
呼吸性のアシドーシスとなってしまい、
最終的には、生死に関わってきます。

 

貧血の場合はどうなる?

貧血の場合は、血液中の酸素の量が
少ないにも関わらずSpO2が正常値を示す
ことがあります。

 

これは、貧血の場合は、血液中のヘモグロビン
自体が少ないがSpO2は、ヘモグロビンに結合
している酸素の割合をみるため、
酸素がヘモグロビンに結合している割合(%)は、
多いが結局、血液中の酸素自体は少ないという
ことが生じます。

 

なので、

貧血がある場合、SpO2が正常でも安心できません。

 

パルスオキシメーター機器

安心できるものは、まだ高額です(3万円から5万円)!

安価に購入できるものは1万円弱でもあります!

 

いくつか載せておきますので参考にしてみてください!

日本光電製

 

小池メディカル製

 

安価に購入できるもの

 

CONTEC パルスオキシメーター CMS50D (ブラック) (a) (a)
SRUQ

 

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