ゲド戦記テナーの正体とは?ハイタカとの関係がスゴイ理由!

金曜ロードショーで放送のゲド戦記!

まだ見ていない方は、録画してでも見てください~!やっぱりジブリ作品は面白いですね~!

ゲド戦記は、命の大切さ、人とのつながりなどを壮大なアニメで伝えている作品だと思います。

この作品を見て、気になったのがテナーの正体です!ハイタカが帰る唯一の場所(家)のようですが、その家で待つテナーの正体については、ゲド戦記の中では語られていません。

今回は、テナーの正体にスポットを当ててハイタカとの関係を書いてみました。

https://twitter.com/yuki_smile1207/status/1378920143430983684?s=20

↑の向かって左側に女性がテナーです。右側の少女は、テルーで、右端はアレン。一番左端はハイタカ(ゲド)です。

目次

映画「ゲド戦記」の話の概要について

ゲド戦記の原作や内容について、その概要を簡単にご紹介します。

ゲド戦記の原作

アメリカのファンタジー小説家アーシュラ・クローバー・ル=グウィン書いたものです。

原作を英語で読みたい方は、こちらです↑↑
挿絵も素晴らしいです。ジブリの絵と比較しても楽しめそうです。

特に、原作「Earthsea」の第3巻The Farthest Shoreを元にゲド戦記が書かています。

原作「Earthsea」の翻訳をグーグルで調べると「ゲド戦記」と出てきます^^;

ですが、Earthsea・・ですので

Earth(地球、地上、住民などの意味があります)
sea(海)
から作られた造語の地名です。

でも、何となくイメージが湧く言葉だと思います。

映画「ゲド戦記」の中に出てくる街も、大きな港街が描かれていますので~!

映画「ゲド戦記」のあらすじ

生きることの意味を見失っている主人公アレンが、魔法を正しく使う意味を知っているハイタカ(ゲド)に出会い。その意味を理解し、人としての生き方を取り戻していくストーリーです。ヒロインのテルーとアレンとの関係が全体を通してストーリーの柱となっています。

かなり端折っていますので、なんのことか分かり難いかもしれませんが、物語の中には、伝説の竜(りゅう)、魔法で鍛えられている謎の剣、永遠の命を手に入れようとする正体不明の魔法使い「クモ」、主人公アレンにそっくりの影(かげ)などが登場します。ミステリー(謎解き)の一面も持っている作品です。ラストシーンは、感動しますよ~!

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映画「ゲド戦記」のテナーの正体

映画「ゲド戦記」の中で、ゲドと言う言葉が一回だけ使われるシーンがあります。

映画の前半の何気ない会話の中にありますが、映画全体を通して見てみると、その言葉が意味するものがジワジワと思い出されてくるのは不思議でたまらないですね。

その最初のシーンというのは、放浪の旅を続けているハイタカが、傷ついたアレンを助けてテナーの住む家に連れて行ったときにあります。

ハイタカは、けが人を連れてきたことをテナーに伝えて助けを求めます。

すると、ハイタカの声を聞いたテナーは、「久しぶねゲド!」と、当たり前のように、ハイタカに呼びかけます。

ハイタカも、その名前を呼ばれても別段驚くこともありません。

ゲドという言葉、この一言しか登場しませんが、なぜハイタカをゲドと呼んだかが大きな鍵となります。

真の名「ゲド」の持つ意味

真の名(まことのな)が、ゲド戦記では重要な意味を持ちます。

正体不明の魔女「クモ」が、アレンの本当の名前を聞き出そうと躍起になりますが、本当の名前(真の名前)を知られることは、知られた相手に自分の魂をコントロールされてしまうことを許すことにつながるからです。

少し横道にそれますが、アレンは、魔法で鍛えられた剣を持っています。その剣はアレンしか抜くことができない剣だということを魔女「クモ」は知っていたようです。そして、その剣が自分(クモ)に向けられることが驚異だったとため、アレンを仲間に引き入れたんだと思います。

また、アレンが不老長寿に関する鍵だということも、アレンの本当の名前を聞き出そうとした理由です!

ハイタカとテナーとの関係

しょっと横道にそれましたが、そんなに大事な本当の名前(真の名前)を普通に呼べるテナーは、ハイタカ(ゲド)が心の底から信頼している女性であることを意味します。

映画「ゲド戦記」では、直接、語られていませんが、ハイタカ(ゲド)がテナーの出身地であるアチュアンの墓地の巫女として囚われていたのを命がけで助けたことによるようです。

ハイタカ(ゲド)とテナーは、恋人同士であり、その間に生まれたのがテナーだという設定が考えられます。映画「ゲド戦記」では、全くの他人のように描かれていますが・・・。

ということで、「ゲド」という本当の名前を、サラッと言っているテナーは、ハイタカにとっては無くてはならない存在だということです。

実際、ゲド戦記の中で、テナーが魔女のクモの一派に連れ去られたときには、ハイタカは危険を承知でクモの館に乗り込んで行きました!

そして、特筆すべきは、魔女の「クモ」でさえハイタカの本当の名前を知らないという点です!!

テナー以外の誰にも明かしていないハイタカの本当の名前が「ゲド」なんです!!

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