ブラタモリって面白いですよね。最近では、我が家の定番番組の一つとなっています。
ブラタモリの最初の放送が2008年からですので、今や人気長寿番組と言って良いと思います。
今回、改めて調べてみると、この番組は数々の学術的な賞を獲得していることも分かりました。
ざっと紹介すると、日本地理学会賞、グッドデザイン賞、ギャラクシー賞、放送文化基金賞、地盤工学貢献賞などを番組が受賞しています。
これだけの賞を見ても、単なる娯楽番組ではなく、しっかりとした教養番組であることが分かります。ほんと、すごい番組です。
この記事では、
- ブラタモリが面白い理由
- ブラタモリの再放送
- ブラタモリの過去の放送を無料視聴する方法
などについて書いています。
ブラタモリが面白い理由!
【タモリ大推薦 玄武洞】
普通、有名人の方の「大推薦」となると、食べ物だったり化粧品だったり……みたいな話ですが、タモリさんで #ブラタモリ ですから玄武岩のある「玄武洞」でございます。
城崎・豊岡をブラブラですよ。
12(土)夜7:30[総合]https://t.co/cw6GsZdjGE
— NHK広報局 (@NHK_PR) December 11, 2020
絶妙な出演者
ブラタモリの主な出演者は、もちろんタモリさんを筆頭に女性アシスタント(NHKアナウンサー)、(地域の)学者さん、撮影スタッフの方々です。
この出演者の関係性は、番組が進んで行く間にしっくりしてきて、番組後半になるときっちりと落ち着いた関係になります。
タモリさんについて
ニュートラルな立ち位置が素晴らしいです。地学に関することでは、すでに大学の教授クラスかもしれませんが、そんな偉そうな雰囲気は全くだされず常に新しいことを学ぼうとされる姿勢が感じられます。
余計な先入観を廃して、その時々の番組のテーマを研究するような言動、私達一般の人のレベルでの目線まで降りた質問なども普通にされることで、一つ一つ疑問や謎が解明されていく過程がなんとも痛快に感じてしまいます。
これは、こういうことで
いいですか?
あっ! それで、
・・なったんですね!
こんな気付きが、随所に出てくるタモリさんって、本当にすごいです。一番驚いているのは、相手をした専門家の方々だと思いますが・・!
でも、時々、電車ネタや、ちょっとHなネタなんかを話されることがあります。
絶妙な息抜き方法です^^;
柔軟な発想は、こんなところから生まれてくるんででしょうね!
アシスタント(NHKアナウンサー)について
タモリさんと一緒にブラブラ歩きながら謎を解明していくアシスタント役の女性アナウンサーです。
歴代の出演者は、 久保田祐佳さん(2008~2012年)、 首藤奈知子さん(2015年1月6日)、桑子真帆さん(2015~2016)、近江友里恵さん(2016~2018)、林田理沙さん(2018~2020)、浅野里香さん(2020年4月11日~)となっています(2020年12月現在)。
見ていての印象ですが、最初は少し気負ったような印象と言いますか、何となく構えたような印象があるようです^^;(個人的な感想です)。しかし、何回か番組が進んで行くとタモリさんの知識の広さと深さ、柔軟な発想力などを目の当たりにして、女性アシスタント(アナウンサー)の態度がだんだん変化していきます。
タモリさんを自然とリスペクトして、また、番組に出演される専門家の人の説明などを受ける中で、研究所初心者(いち学生)のような態度になられるように思います。タモリ教授と他の専門家との間のレベルの高い雑談(失礼)を尊敬の眼差しで見つめる一般の女性のようにも思えます。そんな、素の状態の女性アシスタントの様子を見ることが何とも新鮮に感じられ、私達、一般の視聴者の代表のような一種独特な感じに思えてしまします。
えっ? そうなんですか?
どうしてですか?
だんだん、タモリさんへの質問が、専門家の人への質問のようになっていくのが面白い部分でもあります。
女性アシスタントを通して、視聴者があたかも番組に参加しているような錯覚になる面白さがブラタモリの一つの魅力となっているようです。
(地域の)学者、専門家の方について
番組で取り上げられる地域に縁のある学者さんの反応も見どころの一つです。
テーマとなっていることに造詣の深い錚々たる学者の方々が解説役で登場されます。視聴者にも分かりやすいように時々質問形式になることがありますが、学者の方にしてみれば、かなり専門的な質問のはずが、タモリさんがアドリブ(?)的に、その時に考えて即座に正解を導き出されて回答されます。用意していた正解よりも一歩先を行くような回答もあり、学者の方が驚嘆される様子を目の当たりにすることができます。
まさに、そのとおりです!
おしゃった通りです!
それは、こちらが言おうとしていたことです!
などなど、
専門家でも即答することが難しいような内容をサラリと回答されるタモリさんへのリスペクトが、毎回、担当される専門家の先生方の顔に現れており、ついつい笑顔が溢れるような場面がたくさんみられます。
やっぱり、専門家の人にしてみれば、自分と同じレベル(以上)の人間が、目の前に居ることは、とっても嬉しいことだと思います。
打てば響くタモリさんへ、専門家の方が研究してきた、それこそ誰も知らないような専門的な内容を嬉しそうに説明される様子は、それを見ている側からしても、なんだか自分が認められたような思いになり嬉しく思ってしまいます。
時々、
どうして、これだけの情報で、それが分かったんですか?
と、タモリさんに質問したくなっている専門家の方の表情を見るのも見どころの一つです。
撮影スタッフの方々
ブラタモリでは、時々撮影スタッフの様子が写ります。でも、全く嫌な感じはしないのが不思議ですよね。
考えてみると、やっぱり、一つのテーマに沿って専門家の方々や事前に準備してきたスタッフとの関係も素晴らしいものになっているんだと思います。
どうにかして、タモリさんが驚くような内容にしたい!
そんな思いが、スタッフの方々(+専門家の方々)にあるんだと思います。
番組を見ていると、そんな思いになってしまいます!
ブラタモリの再放送について
ブラタモリの放送日
基本的に、NHK総合で毎週土曜日 午後7時30分からになっています。
現在のところ、DVDなどにはなっていまんせので、録画をおすすめします。
再放送
再放送は、NHK総合で毎週火曜日 午後11時45分からです。
ブラタモリの過去の作品の視聴方法
2020年12月13日現在での視聴状況について書いています。
NHKオンデマンドで視聴できますが、単品で220円ほど、まるごと見放題パックでは、文字通り見放題となりますが、料金が毎月990円必要です。
無料視聴するには
過去の全ての作品を視聴したい場合には、やはりNHKのまるごと見放題パック(990円/月)しかありません。
ただし、2話分さかのぼる(前回、前々回)ならU-NEXTにて視聴可能です。無料トライアル期間であれば、無料で前回、前々回分なら視聴することが可能です。
なかなか、厳しいですね~!
ブラタモリのDVDレンタルについて
これは、・・・ありません!
無いんです(はい!)。
ほんとに・・
しつこいですけど・・
ブラタモリの書籍について
これは、あります!
書籍で楽しむのもありですね~!
すでに、まとめて購入できるようにもなっています。
ほんとに貴重な本だと思います。学者の人も買っているかもしれませんね~!