DIYで材木を切ったり、庭木の剪定などに活躍する電動ノコギリにはレシプロソーと丸のこがあります。ジグソーもありますが、これは細かい工作用と言ったほうが良い工具です。
それぞれ良いところがありますので、特徴や選び方、初心者におすすめの機種などについて体験を元に書いてみました。
レシプロソーは、刃を変えると金属やパイプも簡単に切断できるため、粗大ごみの解体などにとっても便利です。
電動工具の中では、電動ドライバーの次、もしかしたら一位かもしれない工具です!
電動ノコギリの種類
丸のこ、レシプロソー、ジグソーがあります。
それぞれの特徴について説明します。
代表的な機種と特徴についてざっくり説明すると・・
丸のこ
DIYで使用する場合、材木を正確に裁断することが可能です。パワーがあるため大きな材木、柱なども短時間で切断できます。バッテリー駆動のものも十分使えますよ。
デメリットとしては、怪我をする危険性がありますので、使用には細心の注意が必要です。
レシプロソー
細かい作業には向きませんが、材木、イレクターパイプなどの鉄パイブ、庭木、竹などを切断することが簡単にできます。
ただし、丸のこに比べると材木を正確に切るには、事前準備が必要です。手ノコが電動に代わったと考えればOKだと思います。真っ直ぐ切ったつもりが斜めになる経験をした人は多いと思います・・。
でも、手ノコに比べると慣れれば比較的真っ直ぐ切れます。それでも、丸のこに比べると正確性には若干おとりますが、DIYレベルであれば十分だと思います。
私が所有している2機種をご紹介します。
アイリスオーヤマのレシプロソー
最初に購入したのは、アイリスオーヤマのレシプロソーです。
バッテリーは、1つですが1時間以上作業できます。ハイチカのレシプロソーのバッテリーよりも若干、長持ちするようなイメージがあります。
HYCHIKA(ハイチカ)のレシプロソー
2台目のレシプロソーです。
最初から18Vのバッテリーが2個ついています。
2つ持っている理由ですが、最初購入したアイリスオーヤマのレシプロソーの追加のバッテリーを購入しようと思ったら、その価格が5,000円以上したので、8000円台でセール中の新しい機種で最初からバッテリーが2つついているレシプロソーを買いました。
スペック的には、若干HYCHIKA(ハイチカ)のレシプロソーが上ですが、セール中だったため購入時の価格はアイリスオーヤマのレシプロソーよりも安く購入できました。
ジグソー
ジグソーについては、持っているんですが、ここ何年か使っていません。曲線を切ったりするのにはジグソーが適しているので、そんな作業が多い人だとジグソーが必須アイテムになります。
電動ノコギリの比較
(レシプロソーVS丸のこ)
レシプロソーVS丸のこ比較(表)
「レシプロソー」と「丸のこ」を比較してみました。
レシプロソー | 丸のこ | |
角材を正確にカットする | △ | ◎ |
木の剪定・伐採 | ◎ | ☓ |
鉄パイプの切断 | ◯ | ◯ |
粗大ゴミの解体 | ◎ | △
重く、取り回しがしにくい |
安全性 | ◯
刃が折れて飛んでくる可能性はありますが、保護メガネをしていれば防げます。 |
☓
キックバックに注意!切断中に刃が挟まって、丸のこが真後ろに飛んでくるため非常に危険です。 |
価格(家庭用) | 5,000円~2万円 | 6,000円~5万円 |
安全(保護)メガネ
安全(保護)メガネは、1つ持っておいて損は、ないですよ。
↓は、私も購入しているものです。
Amazonで、600円ほどで買えます。
上の表を見ると、レシプロソーの圧勝のように思えますが、正確に切断することが木材を使った製作では非常に重要です。これは、丸のこが最も得意とするところ。
卓上丸のこについて
初心者が丸のこをそのまま使うのは、危険性が伴いますが、丸ノコのデメリットを解消するような安全性を高めるアイテムも販売されています。
それが、卓上丸のこです!
これは、超便利です!
まだ、持っていませんが、いずれ購入しようと考えています~!
レシプロソーVS卓上丸のこ
レシプロソーVS卓上丸のこ
目的によっては、最初から卓上丸のこを買ったほうがおすすめです。特に、DIY初心者であれば、安全性の面から言っても卓上丸のこは理想的です。
レシプロソー | 卓上丸のこ | |
角材を正確にカットする | △ | ◎◎◎
直角だけでなく、斜め0~45度の傾斜切断も可能です。 |
木の剪定・伐採 | ◎ | ☓ |
粗大ゴミの解体 | ◎ | △
重く、取り回しがしにくい |
鉄パイプの切断 | ◎ | ◯ |
安全性 | ◯
刃が折れて飛んでくる可能性はありますが、保護メガネをしていれば防げます。 |
◯
卓上であるため、キックバックの心配は、ほとんど有りません。 |
価格(家庭用) | ◯
5,000円~2万円 |
△
9,000円~5万円 |
DIY初心者におすすめの電動ノコギリ
レシプロソー
コードレス(電動)をおすすめします。
1時間の急速充電で、通常の作業であれば終わると思います。
おおざっぱな説明ですが^^;
粗大ゴミの解体、庭木の伐採なら、1時間ほどの作業は可能でした。
予備の電池ついているものであれば、1つが切れても充電しながら連続使用が可能です。実質、休み無しで可能^^;
これは、結構おすすめです。
もう少し軽いレシプロソーでよければ、片手で扱えるタイプのものもあります。
細い木材のカットならこれでOKです。ハンディタイプなので女性でも取り回しが楽です。
Amazonでもベストセラーとなっている商品です。
市販の刃(ゼットソー)のおすすめ
ほとんどの機種は、市販の刃を取り付けることが可能です。
木材や庭木をカットするなら、刃はゼットソーが断然おすすめ。めちゃくちゃ切れます!
卓上丸のこ
木材加工をして、椅子や家具などから車庫などを作りたい場合にはおすすめです。
Amazonなどでの口コミ情報なども参考になると思います。
少し小型のものなら、低価格で購入可能です。
これなら、1万円しません(調査時)。
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