プレバトでおなじみの俳句査定の
夏井いつき先生!
毒舌でおなじみと言った方が
分かりやすいですね~!
でも、その夏井先生にも師匠が
いらっしゃいます。
絶対的な師匠で、夏井先生が
心の底から尊敬されている大先輩の
俳人である黒田杏子(くろだ ももこ)さんです。
今回、あの梅沢富美男さんの作品の
評価で夏井先生と師匠の黒田先生の
意見が真っ向から分かれることに!
これは、どうなるんでしょうか?
夏井先生の師匠(黒田杏子)のプロフィール
今日の朝刊には毎日一面掲載「平和の俳句」の10月分選考会のようすが掲載されています。2015年1月から選者を務めてこられた金子兜太さんに替わり、俳人の黒田杏子さんによる初の選句になります。これまでとはちょっと違う雰囲気。黒田さん、いとうせいこうさんはどんな感想を持ったでしょうか。 pic.twitter.com/dnqstBQYrG
— 東京新聞文化部 (@tokyobunkabu) 2017年9月12日
生年月日・・1938年(昭和13年)8月10日
年齢・・79歳(2018年6月現在)
出身地・・東京都本郷
(疎開地は、栃木県)
大学・・東京女子大学
(文理学部心理学科卒業)
父親・・開業医
師匠・・山口青邨の指導を受ける
仕事・・大学卒業後、広告代理店の
株式会社「博報堂」入社
有名な友人・・瀬戸内寂聴、
梅原猛、山口昌男
風貌・・おかっぱ頭、モンペ姿が
トレードマーク
黒田杏子の経歴
・東京女子大学入学と同時に
俳句研究会「白塔会」に入る
・山口青邨(やまぐちせいそん)主宰の「夏草」に入会
・東京女子大学卒業
・広告代理店の株式会社「博報堂」入社
1970年
・・山口青邨の元へ再入門
1988年12月15日に山口青邨他界
1990年
・・俳誌「藍生」(あおい)創刊
黒田杏子の受賞歴
1975年・・夏草新人賞
1986年・・夏草賞
1982年・・句集『木の椅子』で
現代俳句女流賞および第5回俳人協会新人賞
1995年・・句集「一木一草」で俳人協会賞
2008年・・第1回桂信子賞
2011年・・句集「日光月光」で第45回蛇笏賞
黒田杏子の代表句は?
白葱のひかりの棒をいま刻む
一の橋二の橋ほたるふぶきけり
身の奥の鈴鳴りいづるさくらかな
夏井先生が語る黒田杏子師匠について
黒田杏子を師として仰ぐようになってから
このかた、
私は(滅多に会う機会のない)師と過ごす
ささやかな時間において、師がさりげなく口にする短い
言葉の意味を、自分なりに噛み砕き
解釈しそれを己の栄養とすることを
一つの修業としてきた。
このように語られています。
普段、何気なく発する言葉が、すでに
スゴイ意味を持った言葉であるという点
においては、さすが夏井いつき先生が
一目置く師匠だと感心致します。
夏井先生は、黒田師匠の元で大いに羽ばたいている!
どんな場合でも、先生は
「良いも悪いも、これが夏井いつきです」と
言い切って下さる。良い部分も悪い部分も、
これが夏井いつきだと
肯定して下さる。だから安心して
暴れることが出来る。それが師という存在に対する信頼感
なのだと思う。そして、師を選ぶとはそういうことなのだと思う。
このように師匠との絶大なる信頼関係が
夏井いつきさんにはあります!
ここまでの信頼関係があるとは
羨ましい限りですね!
夏井先生の句が師匠と全然違う理由・・
ある人から、このような質問をされたそうです。
すると、夏井いつきさん曰く
「先生の句柄に
限りなく似た句を
作るような弟子を、先生が喜ぶはず
ないんじゃないですか?」
このように切り替えして説明されるそうです。
さすがですね~!
師匠のマネをするのではなく、
師匠から、その本質を学んで
自分の俳句に活かす!!
求めているものが違います!
カッコいいですね!
オススメの夏井いつき先生の本
夏井いつき先生の俳句教室が話題です。
超辛口先生の赤ペン俳句教室 [ 夏井いつき ]
これを片手にプレバトを見ると
面白いかもしれませんね~!