イグノーベル賞2017の授賞式が
日本時間の9月15日(金)の朝
7時頃から実施されます!
笑撃の授賞式ですので、是非とも
生で観たいところです^^
イグノーベルとは?
ノーベル賞ではありませんよ^^
英語では、Ig Nobel Prize
と言って、ノーベル賞の前にIg
がつけてあります!
色々と考えられてつけてある言葉で、
ignobleという言葉が、
恥ずべき、不名誉な、不誠実なという
意味合いを持っていることなどから
作られた造語になります!
1991年に創設されています!
つくったのは、
「Annals of Improbable Research」という
2ヶ月に1回発行されていた科学雑誌を
発刊する際に創設されています!
「Annals of Improbable Research」について
Annals ・・年報
Improbable ・・風変わりな、ありそうもない
Research・・研究
ですので、日本語に訳すと
「風変わりな研究年報」となります!
世界のSF研究会が多くスポンサーに
ついています!
ノーベル賞は、1901年に創設されて
いますので、
それから90年後の設立になります。
ノーベル賞のパロディになりますが、
意外と、まともな研究もあったりします!
ただ、大きな違いは、
イグノーベル賞は、笑いが絶対条件
なところです!
ユーモアを大切にする賞ですので
色々と趣向がこらされれいます^^
日本人が大活躍?
以下が、これまでの日本人が受賞した
イグノーベル賞の抜粋です!
1992年 | 「足の匂いの原因となる化学物質の特定」 |
1995年 | ハトを訓練してピカソの絵とモネの絵を区別させる |
1996年 | 岩手県の岩石からミニ恐竜、ミニ馬、ミニドラゴン、ミニ王女など1000種類以上に及ぶ「ミニ種」の化石を発見。「ミニ種」はいずれもすでに絶滅し、体長は0.3mm以下だった。 |
1997年 | 「ガムの味によって脳波はどう変わるのか」 |
「たまごっち」に対して | |
1999年 | 夫のパンツに吹きかけて浮気を発見できるスプレー |
2002年 | 犬語翻訳機「バウリンガル」の開発 |
2003年 | 「ハトに嫌われた銅像の化学的考察」カラス除けの合金を開発。 |
2004年 | 「カラオケの発明」業績に対して |
2005年 | 131種類の蛙がストレスを感じているときに出す特有のにおいを全部嗅ぎ分けてカタログ化 |
34年間、自分の食事を写真に撮影して、食べた物が脳の働きや体調に与える影響を分析 | |
2007年 | ウシの排泄物からバニラの香り成分を抽出した研究 |
2008年 | 単細胞生物の真正粘菌にパズルを解く能力があったことを発見 |
2009年 | ジャイアントパンダの排泄物から採取したバクテリアで、台所の生ゴミを90パーセント以上削減できる |
2010年 | 鉄道網などのインフラ整備を行う際、真正粘菌を用いて、輸送効率に優れたネットワークを設計する研究 |
2011年 | 緊急時に眠っている人を起こすのに適切な空気中のわさびの濃度と、わさび警報装置の開発 |
2012年 | 自身の話した言葉を、ほんの少し遅れて聞かせ、その人の発話を妨害する装置「スピーチジャマー(Speech Jammer)」の発明 |
2013年 | たまねぎに含まれるアミノ酸を反応させ涙を誘う「催涙物質」の研究 |
心臓移植をしたマウスに、オペラの「椿姫」を聴かせると生存期間が延びたという研究 | |
2014年 | バナナの皮を踏んだときの摩擦の大きさを計測 |
2015年 | キスでアレルギー患者のアレルギー反応が減弱する研究 |
2016年 | 前かがみで股の間から後ろのものを見ると、実際より小さく見える「股のぞき効果」の実証実験 |
ここまで、やるか
って感じですね^^
ある意味、ノーベル賞よりも
難しいかも(^_^;)
2017年度の受賞式は、2017年の
9月15日にあります!
受賞内容もその時に分かります^^
イグノーベル賞の償金は?
原則ありません!
しかし、時には豪華副賞が贈られる
ことがあります^^
なんか、嫌な予感が・・・!
そうです!
笑いとユーモアを超大事にする
イグノーベル賞ですから、
副賞の償金も・・・
2015年、2016年に
10兆ジンバブエ・ドルが
授与されました!
凄い、10兆ですよ!!
でも、その価値が問題でして・・・
10兆といっても、紙幣1枚でした!
なんというインフレ紙幣でしょう^^
ここまで考えてあるとは
驚きですね^^
デノミネーションが行われる前の
価値では、100兆ジンバブエドルは
25円ほどだったとか(;_;)/~~~
笑撃の授賞式とは?
場所・・ハーバード大学の
サンダーズ・シアターで実施されます!
ノーベル賞は、ノーベルの出身地
であるスウェーデンの王室に
敬意を払いますが、
イグノーベル賞は、スウェーデン風の
ミートボールに敬意を払います!
授賞式の講演では、受賞者に向かって
紙飛行機を投げるのが、慣例と
なっています!
みんんが、一斉に壇上の的に向かって
紙飛行機を投げます!
紙飛行機の掃除は誰がする?
なんと、なんと
こともあろうに、
本物のノーベル賞受賞者である
ハーバード大学の物理学の教授
ロイ・ジェイ・グラウバーさんが
毎年、行っています!
モップ係ですよ!!
教授が・・!
ここにもユーモアがありますね^^
教授も、毎回、楽しみにしている
ようです^^