特別定額給付金の2回目がいつから開始されるのか?
給付金の額はどれくらいになるのか?一律15万円の給付の可能性などについて調べて見ました。
前回の10万円の給付は、有り難かったんですが、15万円給付ってほんとにあるんでしょうか?
すでに、
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県には緊急事態宣言が発令されていますので、今後、新型コロナウイルス対策としての特別定額給付金の2回目、3回目についても十分ありえる状況となっています。
新型コロナウイルス対策での特別定額給付金の1回目は、2020年(令和2年)4月27日を基準日として、住民基本台帳に記録されている日本国民の全員を対象として実施されました。
その給付額は、一人10万円。給付は、家族の人数✕10万円を世帯主が申請した場合に給付される方式をとってありました。
(既に、1回目の特別定額給付金については、申請の受付が終了になっています。)
給付⾦1回⽬の実施状況
最初にも書きましたが、1回目の特別定額給付金は、国民一人ひとりに10万円の給付。
もちろん申請をしないと給付されませんので、一律10万円と言っても国民全員に一律10万円がまんべんなく給付されているわけではありません。
(1回目の給付金を受け取らなかった方は、3%程度ありました。)
給付金1回目の実施時期
2020年(令和2年)4月27日を基準日として実施されています。
ですので、令和2年4月28日以降に生まれた子供さんについては対象外となっています。
申請期限は、市町村で異なる!
申請期限は、各市町村によって異なっています。
いくつか具体例を示します。
北海道の場合
根室市・・令和2年7月31日まで
札幌市・・令和2年8月25日まで
東京都の場合
中央区・・令和2年8月21日まで
町田市・・令和2年9月11日まで
大阪府の場合
大阪市・・令和2年8月25日まで
枚方市・・令和2年9月15日まで
福岡県の場合
吉富町・・令和2年7月31日まで
福岡市・・令和2年8月31日まで
・・などなど。
ですが、
概ね、7月末ぐらいから9月中頃までに申請期限が設定してありました。
一応、
各市区町村における郵送申請方式の受付開始日から3か月以内が受付期限となります。
総務省ホームページより
このように記載されています。
給付金の受け取り方法
特別定額給付金の目的
「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」(令和2年4月20日閣議決定)において、「新型インフルエンザ等対策特別措置法の緊急事態宣言の下、生活の維持に必要な場合を除き、外出を自粛し、人と人との接触を最大限削減する必要がある。医療現場をはじめとして全国各地のあらゆる現場で取り組んでおられる方々への敬意と感謝の気持ちを持ち、人々が連帯して一致団結し、見えざる敵との闘いという国難を克服しなければならない」と示され、このため、感染拡大防止に留意しつつ、簡素な仕組みで迅速かつ的確に家計への支援を行う。総務省ホームページより
給付⾦2回⽬の可能性について
2021年1月10日現在において、2回目の(特別定額)給付金の一律実施については、まだ確定していません。
仮に5万円で一律給付を実施した場合、その予算は約6兆円かかるとも言われています。
半端な数字でないのは事実ですが、既に1回目:10万円を実施済みであることも事実です。
また、医療分野(医療従事者、施設など)などにおいては、すでに様々な支援が実施されています(十分とは言えませんが・・)。
新型コロナウイルス感染症による休業支援についての給付金(新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金)なども支給されています(十分とは言えませんが・・)。
1回目10万円の使い道について
日経基礎研究所の2020年6月末の調査によると
1位・・生活費の補填(53.7%)
2位・・貯蓄(26.1%)
3位・・国内旅行(10.1%)
4位・・家電の購入など(9.7%)
5位・・外食(9.7%)
6位・・子供の教育(7.0%)
7位・・ファッション(5.9%)
8位・・家具・インテリアの購入(5.9%)
9位・・投資(4.8%)
10位・・医療(4.8%)日経基礎研究所の2020年6月末の調査による
などなどです。
生活費の補填と貯蓄を合わせると、約80%となります。
概ね、役に立っているのは事実ですが、将来に対する不安からか使われていない(貯蓄に回されている)ケースもあります。
ひとり親世帯へは、2回目の給付が開始
ひとり親世帯へは、2回目の給付金(ひとり親世帯臨時特別給付金)が支給開始されています。
対象者
児童扶養手当を受給しているひとり親世帯等の方
①令和2年6月分の児童扶養手当が支給される方
②公的年金等※²を受給しており、令和2年6月分の児童扶養手当の支給が全額停止される方
③ 新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変するなど、収入が児童扶養手当を受給している方と同じ水準となっている方
厚生労働省パンフレット資料より
給付額
1世帯5万円、第2子以降1人につき3万円(基本給付)
1世帯5万円(追加給付)
厚生労働省パンフレット資料より
詳細(問い合わせ)は、
「ひとり親世帯臨時特別給付金」コールセンター
0120-400-903 (受付時間 平日9:00~18:00)○申請方法の詳細については、お住まいの市区町村の「ひとり親世帯臨時特別給付金」担当窓口までお問い合わせください。
厚生労働省パンフレット資料より
給付⾦2回⽬の可能性は有る?!
可能性は、あります(はい!)
可能性はありますが、既に様々な給付金が支給されていますので、どこに折り合いをつけて給付することに踏み切るかになります。
新型コロナウイルス感染の影響によって、収入が減ったり失業したりしている人も多数います。
倒産が考えられなかったような有名な企業すら次々と倒産に追い込まれ、飲食業などの個人事業主については、さらに厳しい状況になっています。
前回(1回目)の給付金が足りなかったという理由を述べる人が3割以上いるとのアンケート結果も報告されています。
・・
総理の見解は?
結論を簡単に言うと、まだ、給付金の再支給については検討されていないようです^^;
特別定額給付⾦2回⽬は、いつから
2021年1月10日現在において、2回目の(特別定額)給付金の実施時期は、決まっていません。
令和3年(2021年)の特別定額給付金の時期については、まだ確定していないですが、緊急事態宣言(令和3年 1/8~2/7の31日間)が発令されて感染拡大が爆発的に広がっている状況を考えると次年度(令和3年度)の予算に組み入れる形としてでも特別定額給付金の2回目が給付される可能性があると思われます。
時期についてですが、前回は、2020年(令和2年)4月27日を基準日として実施されましたので、令和3年度も4月の早い時期を基準日として実施されるのではないかと考えられます。
埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県に対する緊急事態宣言(令和3年 1/8~2/7の31日間)後の状況を踏まえた形での実施(3月初旬)となる可能性も考えられます。
ただし、3月となると確定申告の時期とも重なりますので、その点の配慮も合わせての実施となるかもしれません。
給付額15万円の可能性について
もはや10万円じゃ足りない……平均15万円の追加給付金が欲しい人が8割以上!(https://t.co/hgwsFcAGcV)#Yahooニュースhttps://t.co/jVQ32ZmWUB
— まろさん@栃木県民@ナイセン団!|д゚) (@kisekino_kachi_) January 9, 2021
前回(1回目)の給付金が足りなかったという理由を述べる人が3割以上いるとのアンケート結果が報告されており、給付金額についての希望額も平均すると15万円を超える額が上がっているとのことです。
給付金についてのツイッターを見ても15万円が最低ラインのような書き込みが多数みられます・・。
また、緊急事態宣言が出されたら給付金を検討するとの見解もあったような・・!?
どちらにしても、何らかの援助が必要になっているのは事実です。
財源が必要ですが、緊急対策として適切に、早急に給付金の給付を実施して欲しいですね。
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