次亜塩素酸と次亜塩素酸水の違い!家庭用生成器の選び方も!

次亜塩素酸と次亜塩素酸水の違いについて書いてます。

次亜塩素酸水は、「次亜塩素酸」に「水」
がついただけですが、次亜塩素酸と次亜塩素酸水は
違います。

安全性が認められてる次亜塩素酸水を手に入れる
ためには、もう一度、その内容を確認した方が
良さそうなので、まとめてみました。

次亜塩素酸(hypochlorous acid)とは?

組成式では、HClOです。

H・・水素
Cl・・塩素
O・・酸素
です。

不安定な物質なため、水に溶かすと
徐々に分解していきます。

酸化剤、漂白剤、消毒液などに利用されます。

次亜塩素酸水(Hypochlorous Acid Water)とは?

次亜塩素酸を主成分とする水溶液が次亜塩素酸水ですが、
詳細は、厚生労働省によって定義されています。

具体的には、次亜塩素酸水の精製方法
pH濃度(ppmなどが規定道理になっている
ものを次亜塩素酸水と呼びます。

厚生労働省による具体的な定義

定 義

本品は,塩酸又は食塩水塩化ナトリウム水溶液電解することにより得られる,次亜塩素酸を主成分とする水溶液である。

本品には,

強酸性次亜塩素酸水(0.2%以下の塩化ナトリウム水溶液を有隔膜電解槽(隔膜で隔てられた陽極及び陰極により構成されたものをいう。)内で電解して,陽極側から得られる水溶液をいう。)

弱酸性次亜塩素酸水(適切な濃度の塩化ナトリウム水溶液を有隔膜電解槽(隔膜で隔てられた陽極及び陰極により構成されたものをいう。)内で電解して、陽極側から得られる水溶液、または、陽極から得られる水溶液に陰極から得られる水溶液を加えたものをいう。)

微酸性次亜塩素酸水(2~6%塩酸及び必要に応じ塩化ナトリウム水溶液を加え適切な濃度に調整した水溶液を無隔膜電解槽(隔膜で隔てられていない陽極及び陰極で構成されたものをいう。)内で電解して得られる水溶液をいう。)がある。

含 量

強酸性次亜塩素酸水 本品は,有効塩素 20~60mg/kg を含む。
弱酸性次亜塩素酸水 本品は,有効塩素 10~60mg/kg を含む。
微酸性次亜塩素酸水 本品は,有効塩素 10~3080mg/kg を含む。

性 状

本品は,無色の液体で,においがないか又はわずかに塩素のにおいがある。

確認試験

⑴ 本品 5ml に水酸化ナトリウム溶液(1→2,500) 1ml 及びヨウ化カリウム試液 0.2ml を加えるとき,液は,黄色を呈する。更にデンプン試液 0.5ml を加えるとき,液は,濃青色を呈する。

⑵ 本品 5ml に過マンガン酸カリウム溶液(1→300) 0.1ml を加え,これに硫酸(1→20)1ml を加えるとき,液の赤紫色は退色しない。

⑶ 本品 90ml に水酸化ナトリウム溶液(1→5) 10ml を加えた液は,波長 290~294nmに極大吸収部がある。

純度試験

⑴ 液性

強酸性次亜塩素酸水 pH2.7 以下
弱酸性次亜塩素酸水 pH2.7~5.0
微酸性次亜塩素酸水 pH5.0~6.5

⑵ 蒸発残留物

0.25%以下
本品 20.0g を量り,蒸発した後,110℃で 2 時間乾燥し,その残留物の質量を量る。

定 量 法

⑴ 強酸性次亜塩素酸水 本品約 200g を精密に量り,ヨウ化カリウム 2g 及び酢酸(1→4) 10ml を加え,直ちに密栓して暗所に 15 分間放置し,遊離したヨウ素を0.01mol/L チオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液)。別に空試験を行い補正する。
0.01mol/L チオ硫酸ナトリウム溶液 1ml=0.3545mg Cl
⑵ 微酸性次亜塩素酸水 本品約 200g を精密に量り,ヨウ化カリウム 2g 及び酢酸(1→4) 10ml を加え,直ちに密栓して暗所に 15 分間放置し,遊離したヨウ素を0.005mol/L チオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液)。別に空試験を行い補正する。0.005mol/L チオ硫酸ナトリウム溶液 1ml=0.1773mg Cl

ごちゃごちゃしそうですが、次亜塩素酸水と
次亜塩素酸を含んだ水溶液とも異なります。

次亜塩素酸を含んだ水溶液の中に
次亜塩素酸水が含まれるイメージです。

まとめると・・⬇

次亜塩素酸水
作り方 塩化ナトリウム水溶液NaCl(食塩水でも可能)または塩酸HClを電気分解して作られる
有効塩素濃度 10~80ppm

食品添加物として認めてある次亜塩素酸の有効塩素濃度は、10~80ppmです。

pH 酸性

強酸性次亜塩素酸水2.7以下
弱酸性次亜塩素酸水2.7~5.0
微酸性次亜塩素酸水5.0~6.5

強酸性~微酸性までpHの範囲があります。
次亜塩素酸水は全て酸性です!

以上の定義に則したもののみが、次亜塩素酸水ということになります。

⬇は、次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウム、電解次亜水との関係を示した図です。

厚生労働省資料より

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次亜塩素酸ナトリウムを希釈すると次亜塩素酸水になる?

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは全く違います。

次亜塩素酸ナトリウムをどれだけ水で希釈しても
次亜塩素酸水にはなりません^^;

 

(ばっさり~!)

 

そもそも、精製方法から違いますので・・。

次亜塩素酸ナトリウムをスプレー散布することも
注意喚起がされています。

次亜塩素酸ナトリウムは、次亜塩素酸水とは異なり
低い濃度でも、皮膚に直接触れると痛めたり、
高い濃度では有毒な塩素ガスなどの発生リスクが
指摘されています。
スプレーによる次亜塩素酸ナトリウムの散布は
人体に悪影響を与える可能性があります。
※次亜塩素酸ナトリウムは、室内換気を十分しながら
正しい濃度に希釈したものを使用し、ドアノブや
テーブルなどを拭いて、その後、水拭きなどを
的確に行えば問題ありません。
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次亜塩素酸水の家庭用生成器の選び方

次亜塩素酸水を生成する器具を選びましょう。

カタログスペックをしっかりみると
分かるように書いてある機種が多いですが、
曖昧な表現をされてある生成器もあります。

 

次亜塩素酸水の作り方は、基本的に電気分解です。

塩化ナトリウムから作られますので
まずは、その確認が必要です。

 

次亜塩素酸水も次亜塩素酸ナトリウムも
電気分解でで生成することができることが
次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの生成器が
間違われやすい1つの理由になっています。

(※次亜塩素酸ナトリウムの水溶液であれば
生成器を購入しなくても、ハイターなどの
塩素系漂白剤を希釈して安価につくることができます。)

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厚生労働省の定義によると、希釈したものは
除外されますので、高い濃度の次亜塩素酸を
発生した後に、希釈して使用するタイプの
ものよりも、最初から厚生労働省が定める
濃度(ppm)の次亜塩素酸を発生させる器械が望ましいです。

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