紀元節(きげんせつ)名前の由来は?紀元日としない理由も?

紀元節(きげんせつ)の名称は、
現在、「建国記念の日」として国民の祝日に定められています。

「紀元節」は、あまり聞き慣れない言葉と
なっていますが、その名称の由来や意味について
調べてみました。

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紀元節(きげんせつ)とは?

簡単に言うと、
日本国天皇が最初に即位した日を祝う祝日です。

日本国の初代天皇は、神武天皇(じんむてんのう)です。

神武天皇が即位日については、日本書紀などから
辛酉年春正月、庚辰朔であると言われています。

いつ誰が制定したのか?

神武天皇の即位日を休日とするのを決めた日は、
明治5年11月15日(西暦1872年12月15日)です。

明治政府が決定しています。

当初は、1月29日が神武天皇の即位日
として休日にすることを定められました。

その後、明治6年(1873年)に旧暦から新暦へと変わります。

 

明治6年3月7日(1873年3月7日)
に神武天皇の即位日を紀元節とすることが決められます。

2月11日が紀元節となったのはいつ?

ところが、旧暦から新暦に換算することなどがあり
紀元節が旧正月であるとの誤解が生まれます。

また、
最初に定めた、1月29日が孝明天皇が亡くなられた日
(1867年1月30日)と前後するため、
神武天皇の即位日を定め直すこととなります。

 

ということで・・

 

明治6年(1873年)10月14日に、神武天皇の即位日を
新たに定め直し、2月11日とします。

2月11日になった経緯について、計算方法は
公開されていませんが、文部省天文局が算出して
暦学者の塚本明毅が審査をして決定されています。

この時点で、ようやく2月11日が紀元節として制定されることとなります。

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紀元節(きげんせつ)名前の由来

紀元とは?

紀元(きげん)とは、出来事が起こった始まりのことを指します。

紀元節の紀元は、日本としての紀元を指す言葉です。

そのため、最初の天皇である、神武天皇が
即位された日を定められています。

 

紀元節(きげんせつ)の「節」とは?

節(せつ)は、「ふし」とも読みますが、色んな意味があります。

古代中国では、皇帝から与えられた権限の一つを
指す言葉でもあります。

節目という意味も、もちろんありますが、
祝日を祝う言葉が「節」のもう一つの意味としてあります。

 

紀元日としない理由は?

日としないで、「節」としている理由は、
やはり、古代中国で使われていた礼節の高い言葉だから
だと考えられます。

節の意味でも書きましたが、古代中国では皇帝から
与えられた権限のことを「節」と言います。

「節」という字が持つ意味や周辺の使われ方などから
「日」よりも節を使われたのだと考えられます。