サマータイムの導入が近づいてきてますね~
導入されるとどうなるんでしょう?
最初は、大した影響なんて無いと
思っていましたが、
調べてみると、そんな悠長なことは
言っていられない状況のようです。
これは、導入される前にしっかりと
対策を練っておかないと
大変なことになるかも(^_^;)
サマータイム導入時期は?
2020年に開催される東京オリンピックに
合わせてサマータイムが導入されます。
ですので、本格導入時期は2020年
ということになります。
オリンピックの時期だけという
ことではありません。
それ以降も、ず~と実施するとのことです。
サマータイム(夏時間)とは?
今更ですが・・サマータイムとは
一体どういうシステムなんでしょう?
これも調べてみると、
意外とややこしいですが・・
簡単に言うと・・、
日の出と日の入りが
早い夏に合わせて時間(標準時)を
1時間進めることです。
その進められた時間のことも
サマータイムと言います。
ん・・??
どういうこと?
日本で実施された具体的な時間とは?
実は、日本でも過去にサマータイムが
導入されたことがありました。
オイルショックの影響もあり、
1940年に導入を検討され
その後、1948年に夏時刻法が政府から
提出されて実施されています。
具体的な時間は?
4月の第1土曜日(午後12時)から
9月の第2土曜日の翌日(日曜日)の
午前0時までの間の夏時刻法を可決。
実際の実施にあたっては
4月ではなく、5月に繰り下げられて
実施されています。
(5月~9月の5ヶ月間)
ですので・・
開始は・・
1948年5月の第1土曜日の
夜の11時を・・翌日の午前0時
に変更(1時間進める)して
時計の時刻を一斉調整しています。
終了は・・
9月の第2土曜日を25時までと
して対応して終了!
その後は、標準の時間となります。
(9月の第2土曜日の25時が翌日の
午前0時に変更(1時間戻す)です。)
1948年~1952年(4年間)実施され
ました。
簡単に説明するつもりが、
結構、ややこしいですね~!
サマータイムの導入理由・メリット
もともとは、夏の明るい時間を
有効活用するために考えだされたものです。
早朝の明るく涼しい時刻を活用して
仕事の効率をアップさせ
冷房への電力供給を軽減させる
省エネ対策も兼ねたシステムです。
その他、考えられるメリットとして
・交通事故や犯罪発生率の低下。
・経済の活性化(活動時間が増えることによる)
・通常の時間と比較すると、仕事が
早く終ることになるので、
余暇活動(要するに遊び)の時間が増えて
充実する。
このようなメリットが挙げられています。
サマータイムの経済効果
WBSでも取り上げられましたが、
消費効果がアップすることなどから
約7,500億円の経済効果が
生まれるとの試算がされています。
マジですか~!
サマータイムのデメリット
もう、お気づきと思いますが・・
突然、時刻が1時間早められますので
それまでの生活リズム
(生体リズム)が影響を受ける可能性が
あります。
ちょっとした時差ボケ状態ですね~。
睡眠リズムが障害される可能性も
大きいです。
実際、ロシアで導入された時には
サマータイム移行時に心筋梗塞患者が
増加し救急車の出動回数が増えた
というデータもあります。
サマータイムとか悪夢でしかない。しかも1時間でなく2時間とは…
ロシアで1時間のサマータイムが廃止された時の人々の喜びようと言ったら。リズム障害や鬱病の原因とされていた。サマータイム廃止したメドヴェージェフはそれで歴史に名を残している。— ロシア・ソビエト雑貨店カチューシャ (@ru_katyusha) 2018年8月9日
経済的側面をみると・・時刻調整の
問題です~。
今のように、ネット環境が充実して
世界中がパソコンやスマホを利用
している状況の中、たかが1時間
といってもシステムの時刻を変更
する必要が出てきます。
金融関係や政府機関などのパソコンも
もちろん対象になりますので
導入においてのシステム改修費用に
1000億円以上が費やされると
言われています(WBSより)。
さらに・・
サマータイム実施で、早く帰れるはず
なのに、残業が増えることも
懸念されています。
恐らく、そうなるような気がしますね~。
早く帰って遊べる人も大勢いると
思いますが、日本で遊ぶと言っても
海や山などの大自然に行く人は
ごくわずかで、大抵は誰かが
働いていいる商業施設などを
利用するはずですから~!
そこに働いている人は・・・
結局、どうなるんでしょうね?
あと・・鉄道のダイヤの問題もあります。
ラッシュは減るかもしれませんが・・
日本の緻密に組まれたダイヤを
サマータイムに合わせて変更する
ことが必要になってきます。
システムトラブルなども懸念されますね。
サマータイムについての口コミ
なかなか厳しい意見が多いようです。
健康問題も深刻ですね~
「サマータイムは世界70ヶ国で導入されている」「先進国で導入していないのは日本ぐらい」と、よく説明されます。
しかし確認してみると、「サマータイムをこの20年間に導入した先進国は皆無」ということがわかります。
ITシステムが複雑化したこの20年間より前の事例は、なんの参考にもなりません。— 須藤玲司 (@LazyWorkz) 2018年8月8日
世界のサマータイム実施状況も気になりますね。
余暇よりも仕事が増える?
ドイツ
コスト高い五輪は住民投票で却下日本
海外もやってるし、五輪万歳EU
サマータイムは節電効果ゼロ。意味ない!日本
海外もやってるし、サマータイム万歳フランス
料金が5倍!水道民営化はだめ!日本
海外もやってるし、水道民営化万歳なんで海外からだめな政策しか習わないの?
— ヤンボール・アダム (@jiraa1987) 2018年8月9日
各国の実施状況の分析がもっと必要ですね。
「サマータイム期間中、当保育園の開園時間は9:00(通常期間の7:00)となります。この旨、ご承知置きの程よろしくお願い致します」
「…と云う連絡があり、子供を放置するワケにも行かず、2時間フレックスさせて下さい」
「…と云う社員がたくさんいるのですが、社長、どうしましょう?」
(続く)
— 樫山泰士 (@kashiyamayasush) 2018年8月9日
子供や保育所の問題は、どうなるんでしょうね。
対策を万全にしてから導入してほしいですね。