ノーベル化学賞の候補として吉野彰さんの
名前が上がっています^^
2017年からノーベル賞(化学賞)に最も
近い人物として注目されていた方です!
2019年10月!!
ついにノーベル賞受賞されました!!
吉野さんの研究分野は、なんと
リチウムイオン二次電池について
です!
研究というより、
リチウムイオン二次電池の生みの親と
言った方が分かりやすいと思います!
吉野彰(よしの あきら)さんのプロフィール
吉野彰さんのノーベル化学賞受賞会見の様子(動画)
プロフィール
生年月日・・1948年1月30日
出身地・・大阪府
信条・・挑戦を恐れないこと
スポーツ・・テニス、ゴルフ
好きな野球チーム・・阪神ファン
阪神ファンは、仕方ないですね^^
大阪出身ですので・・!
写真にもあるように笑顔が素敵な方です。
一流の研究者の方は、みなさん素晴らしい風貌になられますね。
人間は、何のために生きているのかわかりますか?他人を喜ばすためです。#アルバートアインシュタイン(理論物理学者)pic.twitter.com/Jlklbn4MaE
— オルガノンで笑う猫 (@Organum_cat) September 30, 2019
アインシュタイン然り~
学歴
高校・・大阪府立北野高等学校
この高校がまた、凄いです!
偏差値76 !
大阪府内では、最も京都大学への
進学率が高い高校としても
有名です!
この高校の出身者には、大阪府知事
の橋下徹、世界的な漫画家手塚治虫、
NHKの有働由美子アナウンサーなど
そうそうたる人たちがいます!
1970年3月・・京都大学工学部石油化学科卒業
1972年3月・・京都大学大学院工学研究科修士過程終了
大学は、言わずと知れた京都大学!!
それも修士課程まで~
やっぱり、只者ではないですね!
リチウムイオン電池の発明で、ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さん。吹田市出身で吹田市立千里第二小学校卒業→吹田市立第一中学校卒業→大阪府立北野高等学校を卒業されたのちに、京都大学→京都大学大学院に進学されたそうです。吹田市出身と聞いただけで身近に感じてしまいますね。
— Enjoy EXPO (@enjoy_expo) October 9, 2019
経歴・職歴
1972年・・旭化成工業株式会社(現旭化成株式会社)入社。
1994年・・(株)エイ・ティーバッテリー技術開発担当部長。
1997年・・旭化成(株)イオン二次電池事業推進室 室長。
2003年・・旭化成フェロー就任。
2005年・・大阪大学大学院工学部電子工学科博士課程修了。
2005年・・旭化成(株)吉野研究室 室長。
2017年・・名城大学大学院理工学研究科 教授。
受賞歴
1999年・・化学技術賞(日本化学会)
1999年・・Technical Award of Battery Division(米国電気化学会)
2001年・・市村産業賞功績賞(市村賞)
2001年・・関東地方発明表彰文部科学大臣発明奨励賞(発明協会)
2002年・・全国発明表彰文部科学大臣発明賞(発明協会)
2003年・・文部科学大臣賞科学技術功労者(文部科学省)
2004年・・紫綬褒章受賞を受賞
2011年・・山崎貞一賞(材料科学技術振興財団)
2011年・・C&C賞 (NEC)
2012年 ・・EEE Medal for Environmental and Safety Technologies(米国IEEE)
2013年・・グローバルエネルギー賞(ロシア)
2014年・・チャールズ・スターク・ドレイパー賞(全米技術アカデミー)
2019年・・ノーベル化学賞受賞
リチウムイオン二次電池の何が凄い?
吉野彰さんのノーベル賞受賞テーマ
である、リチウムイオン二次電池は
一体、何が凄いんでしょうか?
実際、吉野彰さんが最初に作った
リチウムイオン電池は、1983年に
その原型を完成させています!!
その後、1985年に本格的な
リチウムイオン電池の作成に成功
されています!
ズバリ
エネルギー密度が高い!
えっ!
どういうこと?
専門的には、吉野彰さんから
詳しく教えてもらうのが一番ですが・・
簡単に言うと
・・簡単にしか言えませんが(^_^;)
同じ大きさの電池をつくった場合
リチウムイオンが最強だということ
になります!
逆に考えると
同じエネルギーを得るのに必要な
大きさは、最小で済むということ
になります!
・・・え~と~
ですので~~
軽くて、大容量の電池
がリチウムイオン電池と
いうことです^^
現在、我々の周りにある
電池をその順番に並べると
リチウムイオン(二次)電池
↓
ニッケル水素電池
↓
ニッカド電池
↓
鉛蓄電池(自動車のバッテリーなど)
このようになり、
リチウムイオン電池が最も
高性能な電池ということに
なります!
リチウムイオン電池にも多くの種類が
ありますが、
東芝が開発しているリチウムイオン電池は
負極(ー)にチタン酸リチウムを用い、
なんと3000~7000回の放充電が
可能となっています!
リチウムイオン電池の利用分野は?
軽量化が進むスマホ分野や
大容量が必要な電気自動車の分野への
応用がドンドン開発されています!
それも、これも
元を正せば、吉野彰さんの研究から
スタートしています!
凄いですね~~!
ノーベル賞の受賞理由は?
従来不安定であったポリアセチレン
という電気を通すプラスチックなど
では、電池が不安定であるという
問題点がありました^^
それを解決することが出来たのが
大きなポイントになると考えられます!
具体的には、コバルト酸リチウムを
正極(+)において負極(ー)には
炭素材料が使われ安定化が図られ、
現在のリチウムイオン電池と
なっていたと考えられます。
ノーベル賞の受賞を
応援しています!!
ノーベル化学賞受賞
おめでとうございます!!
2年前から注目されていた方なので
ホントに嬉しいですね!!