石川県の「かほく市ママ課」が独身税の
導入を、主計官の阿久澤孝さん
(元石川県総務部長)に依頼したことで
話題になっています!
ネット上でも賛否両論の
侃々諤々(かんかんがくがく)の状態
です!
できるだけ分かり易くまとめて
お伝えします^^
主計官(しゅけいかん)とは?
国家公務員です!
定員・・11名
財務省の中にある主計局
(しゅけいきょく)
に置かれている課長級の役職です。
業務内容・・国家予算の査定と作成
と執行を主に行います!
業務内容
具体的には、11名の主計官が
各省庁から出される予算の元
となる要求(概算要求)を査定します!
そして、各省庁の担当者と予算の
内容をつめていきます。
この過程を折衝(せっしょう)といいます。
折衝(せっしょう)とは、このように
お互いの条件に折り合いをつけて
行く作業をいいます。
結構、大きな力を持っている人です!
独身税とは?
これには、驚きました!
この言葉を聴いた瞬間、ちょっと
ヤバイ感じがしていましたが、
案の定、ネット上でも、大変な
騒ぎになっています!
独身税ですからね^^
独身という理由だけで、税負担が
大きくなるというのは、何となく
わかると思います!
導入したブルガリアでは?
すでに、独身税を導入していた国が
あります。
ブルガリアです!
元々は、1968年~1989年まで
労働力不足を解消する目的で導入
されていました!
結婚して、子供を増やしてほしい
ために制定されています!
かほく市ママ課の
独身税の導入理由は?
かほく市ママ課の打出した理由は、
結婚して子育てすると生活水準が
下がるため、
独身者に、その分の税負担を
してほしい!
こういう理由です!
どのくらいの負担だったかというと
何と、収入の5~10%とのことです!
100万円の収入だったら10万円!
20万円の収入だったら2万円!
分りきった計算ですが(^_^;)
独身者に対して、この税は
ちょっと・・・!
それで、どうなったのか!
結局は、ブルガリア政府の思惑とは
異なり、期待した出生率は、
独身税を導入した後の方が下がる
結果となってしまっています!
失策と言っていいほどです!
独身者が経済的な余裕が無くなり、
結婚できなくなったとの見方が
有力のようです!
やってしまったことは、
しようがないですが・・・
この教訓を、活かして欲しいところです!
主計官が「かほく市ママ課」
に呼ばれた理由?
これは、予算の配分を直接操作できる
主計官に直接働きかけることで
確実に独身税導入を果たしたいと考えた
からだと思います。
それも、地元である石川県出身の主計官
にお願いする形が最も効果があると
考えてのことと思います!
なかなかやりますね~
でも、こんなに大事になるとは
想像されていなかったかも(^_^;)
ちなみに、かほく市ママ課で、今回の
独身税の話しに加わったのは、
30~40代の女性7名とのことです!
この問題、どうしたら
解決するんでしょうか?