これだけは知っておきたい!肩こりの5つの原因と対策について


若い女性や、最近では小学生なんかにも多い肩こりについて、解説します。

今まで、何年も肩こりに悩まされ、すでに「治すのをあきらめている」なんて肩(失礼、方)も多いと思います。

家の人にマッサージしてもらっても、すぐにもとにもどってしまい、なかなかスッキリしませんよね。

 

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どんな時に肩こりを強く感じますか?

例えば・・・

1.スマホを長時間した後

2.本を読んだ後

3.パソコンでの仕事をした後

4.掃除機をかけた後

5.仕事先で、プレゼンテーションをした後

6.風邪をひいているとき

などが多いのではないでしょうか。

中には、

7.「何もしてなくてもずーーと痛い!」

という方もいらっしゃいます。

同じようなことをしても、肩こりを感じないという方もいらっしゃいます。

これは、どういう事でしょうか?

 

肩こりの正体は?

肩こりは、ご存知のように首あたりから肩にかけての筋のこりのことです。

少し専門的に言うと、僧帽筋の上部線維肩甲挙筋などの筋が「痛み」や「こり」の中心となっています。

(これらの筋については、もっと専門的に知りたい方は、ブログの中で詳しく載せていますので参照してください。)

 

肩こりの原因<その1>

 

なぜこれらの筋に痛みが起こる?!

これから説明するのは、肩こりの原因・・その①です

特定の筋を使いすぎると、その筋がオーバーワークとなってしまい筋肉痛が発生します。

 

使いすぎによる筋の痛みの例

例えば、3キロのダンベルを肘を曲げて持っているとします。

そのまま、長く持ち続けると。。。

当然、筋肉痛となってしまうことは、想像できると思います。

今度は、30キロのダンベルを片手で持つと。。。

普通の人であれば、全力に近い力が必要になりますので、一瞬でも、すぐに筋肉痛になってしまいます。

(では、筋肉痛がなぜ、生じるかについては、・・・長くなりそうなので・・・あとで♡・・・すみません!)

このように、


①肩こりの原因の一つは、筋の使いすぎ?!

・・思い出してください!

1.スマホを長時間した後

2.本を読んだ後

3.パソコンでの仕事をした後

4.掃除機をかけた後

これらの動作を行う際は、すべて、身体に対して頭が前方にある状態だと思います。

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専門的には、身体の重心よりも、頭部の中心が前にずれている状態です。

 

このような姿勢を長時間続ける(頭を身体の前方に保持する)には、僧帽筋や肩甲挙筋といった筋が持続的に働き、頭部や頸部を保持する必要があります。

 

実際にやってみると!

座った状態で首の後ろに両手を軽く当ててみてください。

そして、身体を前に倒した時と後ろに倒した時に両手で少し押して、筋の張り具合を確かめてみましょう。

すると、どうでしょう?

前に倒れる時は少し硬くなり、後ろに倒した時は柔らかくなるのが分かると思います。

(自分でわかりにくいようであれば、他の人で試してみてください。)

 

これは、身体が前に傾いた動作を長く続けていると、自然と首の後ろの筋が働き続けることを意味します。

 

ここで、疑問?

同じ動作をしても痛くない人はどうなっている?

スマホなどで頭部を前に持っていく姿勢をしていても痛くならない人(肩こりがひどくならない)はどうなっているのでしょうか?

痛くならない人の特徴は、肩こりになる悪い姿勢を行っても、それをやめた際に理想的な姿勢に自分で自然に戻せる人です!

 

なおかつ、悪い姿勢を行っても、筋に余裕があるため、悪い姿勢でも負担になっていないのです。

(このように考えると、筋の量が少ない女性は、肩こりになりやすいこともうなずけるのでは。)

 

悪い姿勢を長時間して痛くなる人は、その逆を考えてもらえば分かると思います。

時間をかけてでも、元の姿勢に戻ればいいのですが、戻れないまま悪い姿勢をキープし続ける悪循環となってしまうケースも多いです。

場合によっては、筋を包んでいる膜(筋膜)などが部分的に癒着してしまうこともあります。

 

なぜ、姿勢を簡単にもどせないのか?

これは、筋肉だけの問題ではなく、

頸椎や胸椎といった背骨(脊柱)が戻りにくいことが関係しています。

みなさんも、長く腰を曲げる姿勢(長時間あぐらで座っているなど)をしていると、すぐに腰が伸びないような経験があると思います。

これは、椎間板や、椎間関節(背骨の関節)、周辺の靱帯などが関係していると考えられています。

普段からも、猫背気味の人では、どうしても頸椎や頭部が身体の前の方に行ってしまう傾向にああります。

背中(胸椎)が丸まってしまっていますので、その姿勢のままでは、どうしても肩こりになりやすい状態にあると言えます。

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頸椎が悪い姿勢からもとに戻らず、さらにそのことに気づかない場合は、ずーと肩こりになる筋が働き続けることになります。

さらに、肩甲骨の位置も理想的な姿勢の人と比べると、違います。

肩甲骨が下方回旋し、浮き上がったような状態(翼状肩甲)の人が肩こりになりやすい典型的な方です。

これは、なで肩の女性の人に多い姿勢です。

 

ミラー(鏡)を見て、一度、姿勢を確かめてみてください。

意外と、あなたがイメージしている姿勢になっていないのではないでしょうか!?

まっすぐしているつもりでも、案外と首の姿勢が前に傾いていたりしています!

 

肩こりの原因<その2>

肩こりになる筋が、悪い姿勢によってオーバーワークになることが、肩こりの原因<その1>ですが、

5.仕事先で、プレゼンテーションをした

など、緊張、ストレスが原因となって肩こりに関係した筋がオーバーワークになることがあります。

私たちは、緊張すると知らず知らずのうちに肩をすくめてしまっていることがあります。

このような状態が長時間続くことも、悪い姿勢をとることと同様に筋のオーバーワークをおこします。

 

肩こりの原因<その3>

6.風邪をひいているとき

風邪のときなど、身体に不調がある場合、痛みに関係する物資(発痛物質)がつくられます。

発痛物質が、血液を介して関節や肩などに運ばれ肩こりを悪化させると考えられています。

また、不調があると、やはり悪い姿勢となりがちですので、

このことも肩こりを助長させてしまいます。

痛みを関知するセンサー(受容器)に、発痛物質などの化学的刺激を関知するものがありますが、風邪など身体に不調がある場合は、これが関係していることになります。

 

肩こりの原因<その4>

7.「何もしてなくてもずーーと痛い!」

という方の場合はどうでしょうか?

以前、痛みのメカニズムについて解説しましたが、

最初のケガ、外傷が組織学的に治った後も、痛みが継続する慢性痛が原因となる場合です。

肩こりも同様に、何らかのストレスや外傷(たとえば、以前に首をケガしたことがある場合)などが慢性痛の原因となります。

この場合、脳が痛みを作り出していますので、その痛みのために自然と姿勢が悪くなり、さらなる肩こりの悪化を招いてしまいます。

 

肩こりの原因<その5>

7.「何もしてなくてもずーーと痛い!」

肩こりの原因<その4>以外にも

消化器系の疾患や心臓疾患などがあると、肩が痛くなる場合があります。

心臓疾患で、左肩の痛みが生じたり、肝臓疾患などで、右肩の痛みが生じたりします。

これは、関連痛と呼ばれています。

肩には何の問題もありませんが、臓器の問題によって肩が痛いように脳が勘違いをしてしまうことが原因だと考えられています。

 

肩こりの対策は?

➡肩こりに直結する筋のオーバーワークをさせない。

➡慢性痛の対処法については、痛みのメカニズムについて解説していますが、姿勢や筋の状態など、他の悪化要因が全くない場合は、認知行動療法などによる治療が必要になってきます。

痛み止めは効きませんが、抗うつ剤などは効果をあげたりすることも・・・。

単純に、運動(どんどん歩いたり)することも慢性痛の改善につながることが多いです。

➡風邪や他の病気がある場合は、根本原因への医学的な治療が必要です。

 

筋のオーバーワークを防ぐには?!

脊柱の状態を正常に近づける矯正などを少しずつ行い、良い姿勢を維持できるような筋力をつける!

➡頸椎が前へでないような処置(手術ではありませんよ)を行う。

自分でも実施可能です。

➡胸椎や腰椎も正しい姿勢となるようにする。

この実施方法はいろいろありますが、専門医へご相談ください

➡肩甲骨の位置が正しくなるように肩甲骨に付着している筋を鍛えたり、ストレッチしたりする。

やみくもに、行うのではなく、正常よりも短縮している筋をストレッチし、正常よりも長く伸びきってしまっている筋を通常は鍛えます。

➡筋膜が癒着(エコー検査にて分かります)している場合は、その癒着を取り除くために生理食塩水を注入するような治療を行う場合もあります。

セラピストなどが徒手的に筋膜を動かし、改善が見込める場合もあります。

➡リラックスして、ストレスなどによる緊張を無くす。

<注意>姿勢を改善するつもりが、かえって症状を悪化させることも考えられますので、治療に関しては、必ず専門医とご相談してください。

肩こりは英語で何というか?

肩こりは、英語を使っているネイティブの人に尋ねるとstiff neck”、”stiff upper back”などと言います。

 

さいごに

また、随時更新致します。

最後までご覧いただきまして、どうもありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

医療関係者のコウです! 日本在住です。 英語を使えるようになったり、パソコンを組み立てたり、木工を作ったりと何かと作ることが好きです。 仕事にも関係のある健康や人体の構造(解剖学)についても興味があります。 新しいものが好きで、人が知らないトレンドを発見したりすると他の人にも教えたくなってしまいます。 その他、車で旅行に行くことも好きです。 まだ行ったことのない高速道路のSAは格好の好物です! ブログを運営している理由は、とにかく、やりたいことを好きなだけやれるようになるためにはじめました! ただ今、ブログリニューアル中です! 気になったことは何でも書いていきますので応援よろしくお願いします。