<解説>第50回理学療法士・作業療法士国家試験問題(共通問題50A70) 肩関節に作用する筋


第50回PT・OT国家試験問題





70. 基本肢位からの肩関節の運動で正しいのはどれか。

1.広背筋は屈曲に作用する。

2.棘上筋は内転に作用する。

3.大円筋は外旋に作用する。

4.肩甲下筋は内旋に作用する。

5.棘下筋は水平屈曲に作用する。




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【解説】

広背筋と大円筋は、上腕骨の内側を通って上腕骨の小結節稜に付きます。

小円筋、棘上筋、棘下筋、肩甲下筋は肩腱板を構成する筋ですが、主な作用として、肩甲下筋は肩関節の内旋、棘上筋は肩関節の外転、棘下筋と小円筋は肩関節の外旋作用があります。

なお、肩関節へ作用する筋については、まとめています。こちらを参照してください。

棘上筋、大円筋、肩甲下筋、棘下筋については上肢帯の筋のまとめを参照してください。

広背筋について

以下の表に示します。
起始 停止 作用 神経
2.広背筋

latissimus dorsi

腰背部の表層にある扇状の広い筋.(胸椎から起始する上縁部は僧帽筋に一部被われる.)
・T6~L5棘突起

・正中仙骨稜

・腸骨稜後部

・第9~12肋骨

・肩甲骨下角

 
・上腕骨の小結節稜 ・肩関節の伸展,内旋,内転

・肩甲帯の下制

・骨盤の引き上げ,前傾
胸背神経

C6,7,8
集まって腋窩から大円筋の下方を越え上腕骨の内側から前方に出て烏口腕筋と上腕二頭筋短頭の後方を通る.下部からの線維は小結節稜上部,上部からの線維は小結節稜下部にねじれる様にして(大円筋付着部よりも前に)付く.

大円筋付着部との間に広背筋腱下包がある.

答え

4.肩甲下筋は内旋に作用する。

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